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特集・連載

どうなる県民会館
明治百年を記念し、1971年に誕生した群馬県民会館(ベイシア文化ホール)が存続の危機に瀕している。4月から休館する。昭和百年の節目にあたる今年、明治百年記念の県民会館の廃止が決まるとしたらあまりにも皮肉だ。大きな理由として山本一太知事は老朽化を挙げる。改修に多額の費用がかかり、運営、維持費も負担だという。
お金の問題だけで、県民会館をなきものにしていいのだろうか。2000人規模の大ホールは多くのミュージシャンやアーティストが訪れ、本物の文化芸術に触れられる貴重な場だった。600人規模の小ホールは県民の発表の舞台として大活躍した。石造りの建物は日本を代表する建築家、岡田新一さんの価値あるデビュー作でもある。
県庁所在地に県立の文化ホールの無い都道府県は青森、大阪、長崎、沖縄などごく少数。ここに群馬も加わるのだろうか。
さまざまな立場の人に意見を聞いた。
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