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育英短大生が企画・運営
28日の「eスポーツで交流会」

2024.07.23

育英短大生が企画・運営
28日の「eスポーツで交流会」

学生と企業がゲームをしながらマッチングする「ぐんまの企業を知ろう‼ eスポーツで交流会」。前橋商工会議所で7月28日に開かれる本番に向けて、交流会を企画・運営する育英短大の学生は準備に追われている。SNSを駆使して参加者を募り、運営のリハーサルに余念がない。

SNSで参加を呼びかけ

「学生の応募が少ない。1人でも多くの人に声を掛けて。一番大事なのは多くの学生に『いいイベントだった』と喜んでもらうことだから」

育英短大で7月17日に開かれた「eスポーツ実技Ⅱ/eスポーツ運営」の授業。講師の倉林亜希子さんが履修生11人に指導、学生はスマホを使いSNSで次々と知り合いに連絡を取った。イベントの翌日から試験のある大学が多く、思うように応募者が集まらないため非常作戦に打って出た。

▲参加者集めを求める倉林さん

学生はeスポーツのイベントを企画・運営することを目標に4月から講義を受けてきた。

講師は群馬県eスポーツ連合の倉林事務局長と平井紳也理事。群馬県内で数多くのeスポーツ大会を手掛けてきた専門家の2人から実践的な理論を学びながら、イベントの企画を練ってきた。

「こちらはあくまでサポート役。相談を受けたらアドバイスするくらいで、基本的には学生が意見を出し合ってイベントの内容、構成を決めた」と平井さん。

▲学生とパソコンの操作を確認する平井さん

交流会はeスポーツやゲームを通して、高校生や大学生に県内企業やそこで働く人を肌で感じ取ってもらうのが目的。堅苦しい通常の企業説明会とは異なる。

学生と企業が本音で交流

学生たちは本格的なeスポーツだけでなく、初心者でも気軽に参加できる「太鼓の達人」を加えたり、みんなが盛り上がれるよう上毛かるたやババ抜き、スプーンリレーなどの運動会を企画。堅苦しい会でなく、本音で交流できるよう、ドレスコードは学生も社会人も普段着として、コスプレでの参加もOKとした。

ディレクターを務める野田愛裡さんは「ゲームが大好きで、将来はゲーム関係の仕事に就きたいと考えています。一緒にゲームをすることで学生も企業の人も本心が出て、楽しく交流できることを願っています」と本番を楽しみにしている。

参加は当日でも受け付ける。

▲授業中にSNSで参加者を募る学生

ぐんまの企業を知ろう eスポーツで交流会

お問合せはこちら
080-2049-1515
・日時 7月28日(日)
10時~16時
・会場 前橋商工会議所2階サクラ
・参加 無料
・主催 群馬県eスポーツ連合、前橋商工会議所