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前橋の街 歩きながら激写
萩原朔美さんが写真展
2026.05.30
前橋文学館特別館長、萩原朔美さんが前橋市内を歩いてスマホで撮影した写真を集めた「音楽する写真-萩原朔美の前橋10年-」が5月30日、前橋文学館で始まった。定点観測した街路樹や建造物、道路に置かれたカラーコーンやトイレに座る自分自身のポートレートなど多彩なモチーフの写真が音楽を奏でるようにリズミカルに展示されている。
1000枚超のカラーコーン
会場中央には高さ2㍍超の赤いコーンが置かれている。周囲には軽く1000枚を超えるカラーコーンの写真がモザイク化したフォト・モンタージュとして、パネルに再構築されている。
▲すべてカラーコーンの写真
▲巨大コーンを覗くと…
前橋駅前けやき並木のすべてのケヤキや駅前のマンションが建設されていく様子を写した写真は記録写真でもあり、アートのようでもある。
トイレに座るポートレートは「病院に提出するデータとしてメモ代わりに撮影し始めたら、おもしろくなってやめられなくなった」と照れ笑いする作品。俳優・演出、映像、写真、エッセイに最近では詩も書くなどマルチに活動する萩原さんならではのユニークな視点でとらえた写真を見て楽しめる。
▲ケヤキ並木は東西の両側を写している
▲トイレに座った萩原さんが見つめる
萩原さんは2016年4月、前橋文学館に館長として就任以来、「スマホ散歩」というスタイルで前橋市内を歩きながら撮影している。
「同じリズムだが、メロディが変化する。まるで音楽を奏でる感覚」と表現、見慣れた風景に潜む変化や発見を独自の視線で被写体にしている。
撮影した写真は15万枚に及び、これを1万5000枚に絞り、会期中に展示替えしながら紹介する。
▲映像も楽しめる
▲書籍を手にするファン
会場には写真のほか、交流のある詩人、吉増剛造さんとの映像書簡、著書など文学館での足跡を示す資料も展示されている。
新たな映像作品にも意欲
写真展初日の5月30日はオープニングイベントとして、萩原さんが過去に制作した映像作品3点が上映された。
最後の作品は2018年に撮影した作品で、「自分の身に起こったことを映像にしようと考えている。随分とブランクがあり、ネタもたまっているので、本年度中には新作を作りたい」と“公約”した。
▲新作の映像作品に意欲をみせる
音楽する写真-萩原朔美の前橋10年-
- お問合せはこちら
- 027-235-8011(前橋文学館)
| ・会期 | 2026年5月30日(土)~2027年1月24日(日) |
|---|---|
| ・休館 | 水曜日、9月24日、年末年始※9月23日は祝日のため開館 |
| ・時間 | 9時~17時 |
| ・会場 | 前橋文学館3階オープンギャラリ― 前橋市千代田町3-12-10 |
| ・観覧 | 無料 |


