【前橋まちなか新聞▶︎】
敷島発
まちなかのコーヒースタンド

2023.03.16

前橋市中心街の個性的なお店やご主人を紹介する「前橋まちなか新聞」で掲載された記事をあらためて紹介します。新聞は元気21まえばしや前橋テルサ、前橋まちなかエージェンシーが運営するcommなどの中心街の各施設や市内の支所、公民館、商業施設で配布されています。

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シキシマコーヒースタンド SHIKISHIMA COFFEE STAND

渡辺莞治

「群馬県立敷島公園」には約2700本もの松林が生い茂り、施設の充実した園内は、人々の憩いの場として親しまれている。そんな敷島町を象徴するお店のひとつ「SHIKISHIMA COFFEE FACTORY」では、最新のビームサイフォンを使用したスペシャルティコーヒーが焙煎所付きの店舗で味わえる。22年９月、しののめ信用金庫・前橋営業所のリニューアルに伴い、姉妹店「SHIKISHIMA COFFEE STAND」が営業所内にオープンした。店舗前には『つどにわ』と名付けられた広場があり、天気の良い日には木漏れ日の下でコーヒータイムを。2階のライブラリースペースでは、コーヒー片手に人気書店のセレクト本が楽しめる。店長・渡辺さんが東京のコーヒー屋で勤めていた頃、前橋市内の「13 COFFEE ROASTERS」を訪れ、同郷の店長と会話を弾ませた事があった。新天地でのチャレンジを考えていた事もあり、すっかり気に入ってしまった渡辺さんは、敷島町の新店オープンを知り前橋に移住を決めた。コーヒーをキッカケに、人と人が繋がる場を作りたいと言う渡辺さん。建築に携わっていた事もあり、お店の設計やバリスタの雰囲気から醸し出る空気感にも気を遣っている。敷島発のコーヒーをまちなかでも味わってもらいたい。