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【カレーの魔力▶W杯編】
前橋で広がるスパイスの世界
2025.08.30
前橋には、欧風の懐かしい味わいから本場仕込みのスパイス料理まで、個性豊かなカレーが集まっています。インド、ネパール、タイ、スリランカ――国ごとに異なる食文化を背景に、一皿ごとに異なる表情を見せます。
欧風と創作の楽しみ
▲グリル国
創業52年の「グリル国」では、手間ひまを惜しまない欧風カレーが味わえます。銀色の器、グレイビーボートで供される姿は洋食文化の象徴。まろやかで奥深い味わいに、長年通う常連が多いのも納得。
「グルマンカレー」は、大量の玉ネギをよく炒め、16種類のスパイスで味付け。さらに4時間煮込み、1日寝かせて仕上げます。香りと旨味が凝縮されたルーは、コクがありながら後味が軽い。
▲グルマンカレー
「THA HAPPY CURRY」は札幌出身のオーナーが手掛けるスリランカ風。ターメリックライスに濃厚なルーを重ね、水を使わず3日間仕込みます。玉ネギの甘みと複雑なスパイスが調和し、存在感のある一皿に仕上がっています。
▲THA HAPPY CURRY
本場が息づくアジアの味
▲ニューデリー
前橋のインドカレーの先駆者といえば「ニューデリー」。1980年代から続く老舗で、タンドリーチキンやナンとともに楽しむ北インドカレーが看板です。
新前橋駅ロータリーにある「サイサガル」は種類豊富なネパール料理のお店。分厚いメニューの中から好みを選ぼう。陽気なスタッフさんがお迎えしてくれます。
▲サイサガル
「パティバラ」ではインディカ米を使ったチキンビリヤニが評判。チーズナンカレーセットも人気で、選べるカレーとともにボリューム満点です。「山アジアンレストラン」ではインドとネパールの料理を幅広く展開し、家族連れに親しまれています。
「プラー 」はスリランカ出身のオーナーさんのお店。珍しいワタリカニのカレーも楽しめます。殻から染み出す旨味とスパイスが渾然一体となった味わいは格別。
▲パティバラ
▲山アジアンレストラン
▲プラー
「ブルーチャーン」はタイ家庭料理の店。ココナツミルクの香るグリーンカレーが食欲を刺激します。
欧風の定番からアジア各国の家庭料理まで。前橋のカレー文化は、多彩なスパイスの旅へと誘ってくれます。
※料金や営業時間などは取材時のデータです。変更の可能性あり。
▲ブルーチャーン


