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食べたい
たぬき+きつね+月見
玉子の黄身が奥ゆかしく輝く十三夜のよう。揚げ玉と油揚げ、「たぬき」と「きつね」が合体した「むじな」に「月見」が加わった「十三夜」です。
▲ナルトとインゲンも入り具だくさん
伸びないうちに蕎麦をズズーと啜ります。きれいに細く切り揃えられた平打ち。喉越しがよく、コシもしっかりしています。
出汁のいい香りが食欲をかき立てます。やや辛口のすっきりした汁は揚げ玉が溶けるとコクが増し、油揚げを含むと甘い煮汁が口に広がります。
▲熱くなっても蕎麦はきりっとしています
玉子は通常、生ですが、半熟にもしてくれます。生だと汁に黄身が混ざってしまうので、半熟でお願いしました。蕎麦に絡めて…。うん、美味しい。
優しい味の塩たぬき
塩たぬきもこの店独特です。澄んだ汁は関西風のうどんより透明。鰹節で取った出汁の旨みが醤油味よりもよく感じられます。優しい味です。
中細で平打ちストレートのうどんはつるつる。いつも冷たく締めたもりやつけ麺をいただきますが、温かい種物もいいですね。
▲出汁が美味しく飲み干してしまいます
十三夜のもそうですが、揚げ玉は天ぷらを作る際に出る天かすではなく、専用に作っています。油臭さはなく、上品な味に仕上がっています。
▲肉汁うどんも人気です
中央通りにある唯一の蕎麦店は1909(明治42)年に創業しました。
暖簾を引き継ぐ4代目の店主、早川博さんは客のわがままな注文にもできるだけ応えています。
十三夜は20年ほど前、常連の一人から「たぬき蕎麦に油揚げと玉子を入れてくれ」と頼まれて作ったそうです。粋に十三夜と名前まで付けてくれた常連はすでに鬼籍に入ってしまいましたが、店の名物として残っています。
▲丁寧な仕事ぶりが光る早川さん
「いいお客さんに恵まれて、ここまでやってこられました」。感謝を忘れず、大釜に立っています。
店舗情報
蕎麦処 東郷
- お問合せはこちら
- 027-231-3611
| 住所 | 前橋市千代田町2-7-16 |
|---|---|
| 営業時間 | 11時~13時30分 |
| 定休日 | 水曜 |


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