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食べたい
陳さん館
一品料理を食べまくる
2026.09.25


まずは珍味と名物から
中華は大勢で行くに限ります。今回は5人。いつもの麺ではなく、一品料理をあれこれ頼んでみましょう。
最初はちょっと変わったところで、豚の耳しょうゆ漬。薄く切った豚耳はこりっこり。噛むほどに旨みが出てきて、ネギの香りもいい。これはビールが欲しくなります。
▲ネギたっぷりの豚の耳しょうゆ漬
続いて「地三鮮(ディーサンシェン)」。ジャガイモ、ナス、ピーマンを炒めた中国東北地方の家庭料理です。照り照りのタレをまとったナスが、とろーり。ジャガイモはほっくり、ピーマンがしゃきっと全体を締めます。
甘じょっぱいタレを味わっていたら、「何かに似ている」。そうだ、焼きまんじゅうのタレ。もちろん同じではないのですが、群馬県民にはどこか親しみを感じる味です。
▲地三鮮(ディーサンシェン)
豆腐料理は2種類いきます。
店名を冠した陳さん豆腐は、豆腐を香ばしく焼いて玉子でとじた名物料理。ふわふわの玉子と豆腐に、旨みのあるタレがたっぷり絡みます。
麻婆豆腐は挽き肉たっぷり。ピリ辛ですが、辛さで押しまくるタイプではありません。豆腐の甘みも感じられ、白いご飯を呼ぶ味です。
▲陳さん豆腐
▲麻婆豆腐
ここで水餃子と紹興酒を。つるんとした皮は、もっちもち。炒め物が続いた口に、このやさしさがうれしいですね。
まだいきます。中華風豚もつ炒めは、ぷりっとしたもつにタマネギやピーマンを合わせた濃厚な味。海老と玉子炒めは一転して、ふわふわの玉子に海老の旨み。5人いると「これも食べよう」が止まりません。
▲水餃子
▲中華風豚もつ炒め
満腹なのに麺を2杯
かなりお腹いっぱいですが、ここに来て麺を食べずに帰るわけにはいきません。
まずは上州名物手打雷ラーメン。かつて前橋を中心に展開した「上州ラーメン」で生まれた一杯です。店主の陳樹国さんは来日後、同店で働き、店長も務めた後に独立。雷ラーメンを受け継ぎながら、自分の味に仕上げてきました。
赤いスープにはハクサイ、ニラ、シイタケ、タケノコ、コンニャクなどがどっさり。辛さの奥から旨みが追いかけてきます。
▲上州名物手打雷ラーメン
これで終了、と思ったところへ陳さん。「うちのはうまいよ」。そう勧められたら、冷し中華も食べるしかありません。
真っ赤な見た目にひるみますが、食べてみると面白い。一般的な冷し中華の甘酸っぱいタレではなく、甘さを抑えた冷麺のスープのようです。麺はラーメンに使う細麺。キュウリやキムチなどを豪快に混ぜると、満腹だったはずなのに、また箸が伸びます。
▲冷やし中華は5月から10月の限定
一品料理を囲んで、最後は麺を2杯。これぞ5人で行く町中華の楽しみ方でしょう。
店舗情報
陳さん館
- お問合せはこちら
- 027-255-2301
| 住所 | 前橋市小相木町578-1 |
|---|---|
| 営業時間 | 11時~14時、17時~22時 |
| 定休日 | 月曜 |


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