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あづまや食堂
中華の料理人の手による拉麺

2026.04.20

本場の味と懐かしさの融合

 「蝦仁湯麺(ハーヤントンミン)」、「八珍湯麺(バッチャントンミン)。壁に貼ってあるのは拉麺(ラーメン)のメニュー。「担々麺」は分かりますが…。

▲左下の塩サバにほっとさせられます

 和洋中、何でも美味しい食堂は中でも中華料理がお薦めです。3代目店主、横室正則さんは横浜中華街で修業した料理人。手作りしたXO醤やラー油を駆使した一品料理や点心は絶品です。

 今回は中華の料理人が作る「食堂のラーメン」を味わってみました。

▲3代目が考案した看板ラーメン

 初代麺食いは店名を冠した「あづまや特製らーめん」にしました。自慢の一杯でしょう。

 キクラゲ、ニラ、ハクサイなどいろいろな野菜がたっぷり入り、玉子でとじられています。スープを一口。醤油ベースのピリ辛ですが、どことなく本場の味を感じます。そして、懐かしくもあり。

 細切りのタケノコの食感が抜群です。鶏肉もごろごろ。首の周りのせせりかな。脂が乗って旨みが強く、ピリ辛に負けない存在感を発揮します。

▲麺は昔から変わらないそうです

 中細の縮れ麺はスープをよく持ち上げてくれます。やや柔らかめの茹で加減は食堂の伝統でしょう。

日本のネギラーメンと違う

 2代目麺食いが選んだのは「葱油湯麺(チョンヤウトンミン)」。醤油味のラーメンにネギとチャーシューのピリ辛和えが乗っています。

▲これが葱油湯麺。シンプルです

▲2種類のネギが主役の一杯です

 日本のラーメン店でも白髪ネギと細切りのチャーシューに豆板醤を和えたトッピングがありますが、似て非なるもの。斜め切りしたネギを油で熱して香りを立たせたネギ油を掛けて仕上げるようです。

 「ネギのシャキシャキ感も残り、絶妙な火の入れ方。香りがすごい」と絶賛していました。

▲初代が作り上げたラーメンのセット

 1年前に亡くなった祖母の節子さんが半世紀以上前に開いた食堂。初代の味を好む常連客も多くいます。3代目は昔からの味と自分の味を上手に融合させながら暖簾を守っています。

▲前橋商業高水球部出身の3代目

▲人気の海老入りニラまんじゅう

▲肉たっぷりの焼売

店舗情報

あづまや食堂

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027-221-6626
住所 前橋市六供町672-1
営業時間 11時~14時、17時~21時(日曜は20時)
定休日 月曜