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食べたい

武骨な上州うどん、ここにあり
大黒屋

2021.09.28

つけ汁うどん
大黒屋 店舗

冷たい麺に温かい汁がいい

「特もり一つ」「ざる。大にしてね」。

使い古した暖簾をくぐり、店に入るや否や、常連は速攻で注文し空いている席に着く。カレーうどんや月見といった種物もあるけど、大半はもりかざる。みんなよく分かっています。こちらのうどんは冷たいうどんで味わってほしい。

ざるにします。もりのわずか20円増し。四角に切られた海苔が大量に入っていてお薦めです。

ほどなく、温かい汁が来ました。揚げ玉とネギ入り。この揚げ玉、天ぷらを揚げた際に出る、いわゆる天かすではありません。店の汁に合うよう、専用に作っているんですよ。

この際、天ぷらの有無を聞かれます。「かき揚げとゴボウがあります」。いつも決まってゴボウ。しばらくして、うどんの上にごぼう天が乗った皿が届きます。

さあ、一心不乱にうどんを啜りましょう。太い青竹で打ち込まれたうどんは不揃い。これがいいんです。硬かったり、軟らかかったり。太かったり、細かったり。コシが強く、これぞ上州うどんだ。

天ぷらは早い者勝ち。急げ

汁はやや濃いめ。武骨なうどんにはこれでなくちゃ。ごぼう天を汁に浸すと、油で甘くなり、いよいよいい。七味を適宜振り、好みの味にしましょう。

ご主人の吉田幸男さんがうどんを打ち、奥さまの美代子さんが釜場に立ちます。長年続く夫婦の共同作業はお見事。従業員さんの接客もあっぱれです。

できれば、12時前に行きましょう。天ぷらがなくなってしまいますので。

麺
つけ汁
つけうどん

店舗情報

大黒屋

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027-224-0961
住所 前橋市六供町840-4
営業時間 11時~13時45分
定休日 日曜、祝日