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食べたい

サイクリングカフェ「ちゃりぐん」 
焼きまんじゅう味のグンマー飯

2024.01.14

魯肉飯をアレンジ

魯肉飯(ルーローハン)といえば、甘辛く煮た豚バラ肉をご飯にのせた台湾の郷土料理。

サイクリングカフェ「ちゃりぐん」はそれをアレンジ。群馬県産豚肉のバラ肉を使い、焼きまんじゅう風味を加えた「グンマ―飯」でT-1グランプリに挑む。

でも、焼きまんじゅう風味ってどうやって作るの?

店主の高見沢光恵さんに聞いたところ、「味付けは赤だし味噌と黒蜜、ハチミツ、醤油、五香粉です」とのこと。うん、柔らかな豚肉から確かに焼きまんじゅうの味がする。甘辛ですね。白米とこんなに合うとは意外だなあ。

▲グンマ―飯。豚バラ肉のほか、ゆで卵、モヤシのナムルものっています

▲五香粉の香りがいいですね

全国の自転車好きが集う

カフェがオープンしたのは2019年。日本一長い利根川・江戸川サイクリングロードの近くにあります。

「ロード沿いに休憩する場所が少ない。それなら自宅の一階を使ってカフェを作ろう」と高見沢さん。スパイス料理が好きなので、メニューはカレーが中心です。

赤城、榛名、妙義、浅間、白根、そして自転車の聖地しまなみ。6種類のカレーが揃っています。

一番人気という赤城も食べてみました。

脂をよく抜いてさっぱりさせた豚バラ肉を13種類のスパイスで煮込んだカレーです。スパイシーだけど優しいお味。これは美味しい。

 

▲赤城をランチセットで

ランチセットにはドリンクとデザートが付きます。

デザートは米粉を使った台湾カステラとアイス。ドリンクは店主さんおすすめの薬膳チャイを選びました。これが感激ものでした。

▲台湾カステラには自転車の焼き印

薬膳チャイは、ミルクティーの中に八角、シナモン、カルモンなどのスパイスと、砂糖漬けのショウガがたっぷり入っています。それを茶こしで、こしていただきます。

いろんな味がするんです。じわじわと体の芯から温かくなります。

▲底の方にスパイスやショウガが沈んでいます

カフェには日本全国から自転車好きが訪れます。使わなくなった自転車のパーツを譲り合いましょう、ということで、店の一角にはリサイクルコーナーがあります。

自転車に乗らない人も大丈夫。ちゃんと駐車場も完備していますよ。

▲リサイクルコーナーです

▲本人も自転車好きという高見沢さん

店舗情報

サイクリングカフェ「ちゃりぐん」

お問合せはこちら
027-896-9423
住所 前橋市大渡町1-15-1
営業時間 9時~16時
定休日 営業は土、日、月曜のみ
定休は火曜~金曜