gourmet
食べたい
野菜、豚肉がごろごろ
「『とらっぱのカレー』です。ごゆっくりどうぞ」。丁寧にお盆をテーブルに載せ、こくりと頭を下げる。障がいを持つスタッフが楽しそうに働いています。
お薦めのカレーは「丸ごとカレー」と命名したくなります。大きく切ったジャガイモとニンジンがごろごろ。豚バラ肉も厚い。これは旨そうですね。
![](https://mebuku.city/websys/wp-content/uploads/2023/11/ジャガイモ-912x684.jpg)
▲メイクインを半分切った大きさ。イモ好きにはたまりません
![](https://mebuku.city/websys/wp-content/uploads/2023/11/豚肉-912x684.jpg)
▲豚肉もご覧の通りの大きさです
カレーを一口。優しい甘さが口に広がります。すぐに辛さが追いかけてくる。そんな感じで、何だかホッとする味。一番人気なのが分かります。
ジャガイモはメイクインでしょうか。煮崩れず、きれいな形をしています。ニンジンも軟らか。気持ちを込めて丁寧に作っていますね。
![](https://mebuku.city/websys/wp-content/uploads/2023/11/ナンセット-912x683.jpg)
▲ナンを生地にしたピザ。具だくさんでした
ナンピザやカレードリア、ハンバーグ、手作りのデザートもいろいろあります。平日限定の日替わりランチは和食が中心で副菜も充実しています。ご飯は白米か雑穀米を選べるのもうれしいですね。
夢を持って働く障がい者
カフェは社会福祉法人すてっぷの「とらっぱ」が運営しています。スタッフは障がい者と彼らを支えるとらっぱの職員さん。前橋市総合福祉会館が開館した2003年から営業を開始、めでたく“成人式”を迎えました。
![](https://mebuku.city/websys/wp-content/uploads/2023/11/書-912x684.jpg)
▲店内に飾られた見事な書。すてっぷに通う”書道家”の作品です
「自分が得意なこと、やってみたいことを仕事にしています。みんな働く意欲と目標を持って取り組んでいます」と施設長の赤見正子さん。
帰り際、隣接しているテイクアウト用スタンドで、赤見さん一押しの自家製ジンジャエールを注文しました。「ぼくが作ります」と若い男子が原液を量り、炭酸を加えてくれました。元気もいただきました。
![](https://mebuku.city/websys/wp-content/uploads/2023/11/ジンジャエール-912x684.jpg)
▲ショウガの香りが強めのジンジャエール。お気に入りになりました
店舗情報
Café とらっぱ
- お問合せはこちら
- 027-219-2525
住所 | 前橋市日吉町2-17-10 |
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営業時間 | 10時~16時(金曜は15時) |
定休日 | 日曜、祝日、年末年始 |