gourmet

食べたい

もぐら
進化するホルモン店

2023.09.27

食感が楽しい白コロがお薦め

テーブル席2つにカウンターが6席。小さな店ながら、ちょっと手の込んだ内臓系の肉が食べられると聞き予約しました。

まずは一押しの白コロ。厚木の名物は名前通り、真っ白です。豚の大腸を裂かずに筒状のままブツ切りします。焼くと外側が収縮してコロコロに。内側は脂が多く柔らか。下処理が上手なのでしょう、臭みはまったくなく、レモンダレを付けていただきました。

▲看板メニューの白コロ。奥はカシラ

▲見事な厚みの豚タン。サクッとした噛み応えがいい

厚切り豚タンは厚さが1㌢近くあります。じっくり火を通しても中はしっとり。こちらも塩味で。

カシラ、タケノコ、ハツと塩味が続きます。味変用に9種類の調味料を無料で頼めます。やみつきダレ、柚子胡椒、辛みそとニンニクをもらいました。

▲手前がハツ、奥がレバ。見るからに新鮮そうです

▲生かと思わせるレバ。しっかり火が入っています

ここからは牛で攻めます。レバは見るからに新鮮。生で食べたい衝動を抑えるため、レバ刺し風を別途、追加しました。低温調理していますが、他にも企業秘密の処理があるとか。ボサボサ感がまったくなく、ツルンとした味わい。これは期待以上でした。

壺に入った大きな肉の塊は…

▲壺から取り出した大きなハラミ

さあ、大本命といきますか。つぼハラミ。店で一番高いメニューです。大きな塊のまま壺の中にタレに付け込まれています。両面を程よく焼いたらハサミで適度な大きさに切り、切った断面を焼いて食べます。うん、最高。旨味が凝縮しています。

▲こんなに食べやすい上ミノは初めて

▲ロースは和のテイストで

上ミノは表面に隠し包丁が入れられ、噛み切りやすくなっています。ロースは表面にさっと火を入れたらネギとシソを巻いてさっぱりと。いい仕事しています。

若きオーナー、高久悠汰さんは1年間、店長を務め、店をそのまま引き継ぐ形で9月に独立しました。「いい肉が入ったら、日替わりで出します。ぜひ、頼んでください」と薦めています。

店舗情報

もぐら

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050-5282-6671
住所 前橋市下小出町1-1-20
営業時間 18時~27時(翌日3時)
定休日 月曜