そば平
本格派の蕎麦と美味しい定食

厳選した国産の玄ソバを石臼で自家製粉する本格派の手打ち蕎麦店。しかし、担々麺を応用したり、定食を充実させたりと蕎麦の自由な魅力を追求し、顧客満足度を高める改革派でもあります。

店名を冠した定食を注文しました。蕎麦とうどんで値段が違います。当然でしょう。輸入物であっても小麦粉よりソバ粉の方が断然高いのですから。

蕎麦は温、冷から選べます。北海道幌加内産の新蕎麦。二八とのことで当然、もりでいきます。

トロロとご飯、天ぷら盛り合わせに小鉢が付いています。日替わりの小鉢は切り干し大根でした。

まずは蕎麦から。やや色黒で、きれいに細く切られています。汁は濃いめ。蕎麦を1/3ほど付けて啜ると、いい塩梅です。

とろろ蕎麦にしましょう。半分ほどいれます。汁が濃いめなのでちょうどいい。残りのとろろはご飯にかけて。ワサビはこちらで使います。

天ぷらはエビと野菜３種。綿実油で揚げているそうです。塩と天つゆが用意されています。こういう気配りはうれしい。野菜は塩でいただき、エビは天つゆにたっぷり浸してプチ天丼にしました。

２代目のご主人、松井政和さんは前橋商高野球部の出身。フルマラソンをサブ４で走るスポーツマンです。「町の蕎麦屋さんをブラッシュアップさせた店を目指しています。いい蕎麦をお出しするとともに、定食類に力を入れ、お腹いっぱいになってほしい」と笑顔で話してくれました。