豚肉を引き立てる絶品な衣
ふらい亭

区画整理で新しい店舗になってから、初めて伺った「ふらい亭」さん。店内はカウンターと小上がり。揚物がメインのお店なのに、厨房も店内もべとべと感が一切なくて、爽やかな空気。きれいに磨き込まれています。

ロースカツとリブカツ、どちらにしようか迷いましたが、肩に近い部分で脂が少な目というリブカツを選びました。

しばらくすると、厨房の奥からカラカラカラという肉を揚げる音。軽い音です。揚げ油が新鮮なんだろうなあ。期待が募ります。

さあ山盛りのキャベツと一緒にリブカツが登場しました。中央に、甘みのあるオリジナルソースがかかっています。まさに洋食屋さんのトンカツですね。

カツの衣、理想的だなあ。厚からず、薄からず。生パン粉を使い、豚肉の美味しさを生かすサクサクタイプです。そしてリブ肉、やわらかいけれど、噛み応えもあり、旨味を感じます。この部位のトンカツは初めての体験なので新鮮です。

上にかかっているソースだけで十分美味しいけれど、テーブルの上には辛口のウスターソースも用意されています。味変も楽しみましょう。

連れが頼んだのはハンバーグセット。わらじみたいに大きいハンバーグにあっさりしたデミグラスソースがかかっていてボリューム満点です。

トンカツもハンバーグもご飯とワカメ、豆腐が入った味噌汁付きです。こちらのお店、料理にも飲料水にもアルカリイオン水が使われています。お味噌汁も食後のコーヒーも雑味がなくて美味しいのはそのせいでしょうか。

創業は昭和56年。今年で41年経ちました。やはり長く続くお店には理由がありますね。