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学びたい
紛争地で平和築き25年
瀬谷ルミ子さんに名誉博士号
2026.07.18
前橋女子高出身で、世界の紛争地で平和構築や人道支援に取り組む認定NPO法人Reach Alternatives(REALs、リアルズ)の理事長、瀬谷ルミ子さんが、英国ブラッドフォード大から名誉博士号を授与された。武装解除や紛争予防、女性や若者を平和の担い手として育てる活動など、25年以上にわたる功績が評価された。
母校が長年の功績を評価
授与式は7月15日、同大の卒業式で行われ、アニータ・ラニ総長から瀬谷さんに名誉博士号が贈られた。
瀬谷さんは1999年に同大平和学部に入学し、2001年に紛争解決学の修士号を取得。卒業後はアフガニスタンやシリア、南スーダンなどで、地域住民を主体とした平和構築、武装解除、紛争解決、人道支援に携わってきた。
評価されたのは、地域コミュニティーを中心に据えた平和構築の手法と、紛争解決の場に女性の声を広げてきた取り組みだ。
授与理由を紹介したオーウェン・グリーン教授は、年間約400人の平和の担い手を育成していることに加え、2021年のアフガニスタン危機で1900人を超える人々の保護、国外退避を支援した実績を挙げた。
▲ソマリアで護衛担当の武装警官と
「完璧な時を待たず、今すぐ動いて」
受章スピーチで瀬谷さんは、「17歳の時にルワンダ虐殺の写真を見たことが紛争解決の道を志すきっかけになった」と振り返り、「後悔すると分かっていることがあるなら、完璧なタイミングを待たず、今すぐ動き出してほしい」と卒業生に呼び掛けた。
▲受章スピーチをする瀬谷さん
平和の現場を子どもたちへ
瀬谷さんは1977年桐生市生まれ。前橋女子高卒、ブラッドフォード大学大学院修了。国連や外務省などで紛争解決に携わり、アフガニスタンでは旧国軍の元兵士約5万人の武装解除を進めた。現在はガザ、シリア、アフガニスタン、南スーダン、ミャンマーなどで、紛争予防や緊急支援に取り組んでいる。
7月27日には、小学生向けの著書『戦争は終わらない? 紛争予防と平和構築の現場から』(Gakken)を出版する。
▲アフガンの重火器集積所で国連と兵士と
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