gourmet

食べたい

炉ばた・寿し きたづめ
赤城南麓で「寿司食いねぇ」

2026.04.23

90通りの限定ランチ

 大きなエビフライが2本寄り添い、いい感じに焦げ目がついた鯛の粕漬けが横たわります。山盛りのご飯にカニの味噌汁。ここは海辺の食堂⁉

 「赤城南麓で美味しい寿司屋さんがある」。耳よりな情報を教えてもらい、車を走らせました。

 ランチメニューを見ると、寿司もありますが、「十食限定」という定食が目に留まりました。マグロブツ、煮魚、カニクリームコロッケなど10品から2品を選ぶ仕組み。組み合わせは90通りもあります。

▲完璧すぎる定食ですよ

 悩みに悩みます。ブツは外したくなかったのですが、相方が頼む寿司のマグロとエビフライを緊急トレードする条件で冒頭のメニューとなりました。

 

▲互いに支え合うエビ。美しい友情です

 充実した御膳です。エビは推定20㌢。中濃ソースとマヨネーズを付けてガブリ。身がプリップリして、噛むと甘みがじわっと広がります。

▲家で焼くとつい黒焦げになってしまう鯛粕

 鯛粕、懐かしいですね。尾頭付きの塩焼きのような華やかさはありませんが、味はこっちの方が好き。香ばしさとほんのり残る酒粕の香りが淡白な鯛の旨みを引き出してくれますから。

▲カニの味噌汁。以前はアラ汁だったとか

 カニの風味がよく出た味噌汁はお替りしたいくらい。山盛りご飯をすっかり平らげました。

大トロ入りのランチ寿司

 寿司は大きな玉子など7貫に鉄火巻1本。あれっ、エビとサーモンに挟まれたのは大トロでしょうか。

 「本マグロのいいのが市場で手に入らず、バチを使ったのでサービスですよ」と店主の北爪由雄さん。

 エビフライの交換要員にエースを出してくれることなく、赤身と鉄火巻半分をいただきました。十分、美味しかったのですが…。

▲にぎり寿司のランチ。ドリンクも付きます

 「どのネタも新鮮で厚切り。特に大トロが美味しかった」と相方。そうでしょうね。

▲口に入れたらとろけそう

 北爪さんは広瀬団地の「魚伸」さんで修業、独立して33年になります。

なるほど、納得の味です。

 「仕入れ価格が急騰して厳しいけど、できる限り頑張ります」とにこやかに話してくれました。

店舗情報

炉ばた・寿し きたづめ

住所 前橋市粕川町室沢451-2
営業時間 11時30分~13時30分、17時~21時30分
定休日 月曜、土曜と日曜のランチ