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日本料理 くろ松
五感で楽しむ和の世界

2026.03.28

「海の宝石箱」は早い者勝ち

 花板が刺身を切り分け、若い板前が炭火で魚を焼き、天ぷらを揚げています。カウンターの向こうはオープンキッチン。五感で日本料理を楽しめます。

▲注文を受けてから刺身を切り、盛り付ける

▲魚は遠火の炭火で焼きます

 数量限定ランチの特製海鮮丼、間に合いました。漆黒の器に白飯を山のように盛り、マグロを敷き詰めていきます。彩りよくネタを飾り、最後に山頂からイクラをこぼせば、「海の宝石箱」の出来上がりです。

 小鉢3点に茶碗蒸し、お椀が付く豪華なセット。人気なのが分かります。

▲小鉢、茶碗蒸し、お椀のセット

 さて、どこから攻めますか。まずはマグロですかね。すっきりして、でも味の濃い赤身です。ご飯山の斜面を切り崩して一緒に。うん、美味しい。

 レモンの間に挟まっていたのはタイラギでした。ホタテに似ていますが、身が締まって断然好き。旬を迎えた濃厚な旨みをレモンの酸味が引き立てます。

▲まさに宝石箱。崩すのがためらわれます

 有頭の大ぶりなエビは赤エビとか。身はプリッとして甘みが濃厚です。頭を外して味噌を吸うと、ほのかな苦み。大人の味です。

 山頂にはサーモンとブリのぶつ切りもありました。刺身を切った際に余る部分でしょう。おまけです。

 イクラは木のスプーンを使ってご飯とともに。いただきます。大葉や海苔も使って米の1粒も余すことなく完食しました。

▲おっきりこみ御膳。いなり寿司付きです

 相方が注文したのはこれまた数量限定のおっきりこみ御膳。コンロに乗って熱々が運ばれてきます。

 2㌢ほどの幅広のおっきりこみはもっちもち。ダイコン、ニンジン、サトイモがごろごろ。ゴボウ、シメジ、エノキ、コンニャクにキヌサヤも入っています。味噌仕立てで、体が温まりそうですね。

▲幅広の麺が秀逸。汁はとろみがあって絡みます

県庁から移転、炭火解禁

 群馬県庁が完成した1999年に31階で開業、2026年1月で店を閉め、現在地に移転しました。県庁時代には100万人超が来店した人気店です。

 新店舗では炭火が使えるようになりました。店長の渡辺祐樹さんは「料理の幅が広がりました。美味しい酒も揃っています。ぜひ夜もお越しください」と来店を呼び掛けています。

店舗情報

日本料理 くろ松

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027-220-1131
住所 前橋市朝日町2-3-11
営業時間 11時~15時、17時~22時
定休日 水曜、年末年始