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【カレーの魔力▶カフェ・ベーカリー編】
こだわりと個性で勝負

2025.08.31

　前橋では、カフェやベーカリーでも個性豊かなカレーを味わうことができます。スパイスを駆使した本格派から、パンやコーヒーに寄り添う軽やかな一皿まで個性派ぞろいです。

オーナーの思いをカレーに込めて

▲クラブティエリ

　グリーンドーム前橋近くの「クラブティエリ」では、キーマカレーまたは辛さ控えめのバターチキンカレーを選ぶことができます。ピクルス、キャベツサラダ、サフランライス、自家製ナンを盛り合わせたプレートで、自家製ナンはふっくら膨らみ、中が空洞でパイのような食感が特徴です。

　「ちゃりぐん」は、スパイス料理好きのオーナーが営む店です。赤城、榛名、妙義、浅間、白根、そして自転車の聖地、しまなみを名にした6種類のカレーを用意しており、一番人気の「赤城」は、脂を抜いた豚バラ肉を13種類のスパイスで煮込んださっぱり仕立てになっています。

▲ちゃりぐん

　「sokono café」ではスパイス和牛スジカレーが人気です。トロトロに煮込んだ牛スジがごろごろ入り、サラダやキャロットラペ、ピクルスも添えられます。栄養バランスに優れたボリューム満点の一皿を楽しめます。

　前橋を代表するジャズ喫茶「木馬」。ビーフカレーはオーナーの奥様の手作りで、タマネギとニンジンをじっくり炒め、20種類のスパイスを駆使する本格派です。ジャズを聴きながら味わうと、心に残るひとときになります。

▲sokono café

▲ジャズ喫茶木馬

▲パーネデリシア　赤のトマトカレーパン

　「パーネデリシアまえばし店」では、カレーパングランプリ金賞に輝いた“赤”と“黒”の二つのカレーパンを食べることができます。衣には米粉を使い、サクサクと軽い食感に仕上げています。

　「エブリパン」では、カレーを使ったパンを4種類用意しています。王道のカレーパンは楕円形で、割るとカレーがどろっとあふれるほどたっぷり。群馬県産の豚肉と玉ネギを使ったマイルドな欧風カレーで、辛さ控えめでもコクと旨みがしっかり感じられます。揚げたてにこだわっているため、サクサクの香ばしさも格別です。

　いずれも店内でイートインできます。

▲エブリパン

　カフェやベーカリーでいただくカレーは、レストランの一皿とは異なる温かさと気軽さがあります。前橋の街角には、音楽やパンの香りに包まれながら楽しめる“カフェカレー”の世界が広がっています。

※料金や営業時間などは取材時のデータです。変更の可能性あり。