gourmet
食べたい
厚切りてっさに豪快てっちり
寒くなってきました。フグですね。
まちなかで、リーズナブルにフグを食べさせてくれる「ふぐまる」さんへ、ご近所奥様3人でやってきました。
本日の注文はてっさとてっちりのセット6000円(2024年10月31日までは5500円)。まずは小鉢が二つ、「フグの煮こごりとブリ大根です」とスタッフさん。
プルンプルンの煮こごり、美味しいなあ。ブリ大根はなんと脂ののったブリの刺身にもみじおろし。意外でした。
てっさの登場です。一人前ずつたっぷりと提供されます。
向こうが透けちゃうような薄い身ではありません。ちょっと厚切りがうれしい。皮の刺身もしっかり添えてあります。
全体にスダチを回しかけ、自家製ポンズにもみじおろしを入れていただきます。しこしこ、ぷりぷり。うまい、しか言葉、出ません。
紙の鍋と薬味が運ばれ、てっちりの用意ができました。春菊、豆腐、しいたけ、白菜、エノキ、葛切りの上にどっさりとフグが乗っています。豪快です。
「骨付きの部位は6、7分煮てください。骨のないところは2、3分で召し上がれますよ」
フグを入れて数分で、鍋の湯が黄色味を帯びてきます。どんどん旨味が出ている感じ。
骨の周りの身の美味しいことといったら…。野菜にもフグの味が染みて、別物になっています。ああ幸せ。
ここで、鍋の具を追加。「皮」880円です。コラーゲンを補給するには、皮が一番。一皿に遠江(とうとうみ)という内側の皮と、外側のサメ皮が盛られて出てきます。
鍋で煮てから口の中に入れると、ちゅるりんと溶けるんです。この食感はぜひ味わってほしい。
フグを扱って27年
残った汁でフグ雑炊を作っていただき、〆です。
あらゆる旨味を吸い込んだご飯。実はフグの一番の楽しみかもしれません。
さらに手作りのミルクプリンまで付いてくるんです。希少で高級なブドウ「富士の輝」がトッピングされて…。
至れり尽くせりです。
ふぐまるのご主人、吉田光良さんは大阪の専門店で修業し、弱冠20歳で「ふぐ調理師」の免許を取得しました。フグを扱って27年のベテランです。
ランチタイムのフグの定食もおすすめです。
店舗情報
ふぐまる
- お問合せはこちら
- 027-231-1729
住所 | 前橋市千代田町4-1-19 パル千代田ビル1F |
---|---|
営業時間 | 【昼】11時30分~14時30分(L.O.14時) 【夜】18時~24時(L.O.) |
定休日 | 日曜 |