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炭火焼きホルモン29(ニック)
食の二毛作 昼はうどん屋さん

2024.06.18

滑らかな白か、武骨な黒か

朝仕入れたホルモンを食べられる焼肉店が昼間だけ、うどん店になりました。二毛作ですね。「白黒選べるうどん」があるとか。白黒付けに行きましょう。

うどんメニューは5種類。「白いうどん」と「黒めんめ」を選べます。白はオーストラリア産の小麦を使った滑らかな食感が特長。地粉で作る黒は小麦の風味を感じられ、もちもちした素朴なうどんとか。

▲黒めんめ。群馬県産の「さとのそら」「つるぴかり」を使っています

まずは、黒で肉汁うどんをいただきます。店主の南雲広光さんに「ざるや肉汁のようなつけ麺には断然、黒が合う」と薦められましたので。

褐色で縮れのある田舎風です。まずは、うどんを一啜り。つるつるとはいきませんよ。強いコシ。しっかり噛むと、ほんのり甘い小麦の香りが立ちます。

▲コシが強く、肉汁にぴったり

肉汁がすごいことになっています。豚バラ肉だけ。野菜は一切入っていません。「焼肉屋だから肉を味わってほしくて」と南雲さん。それにしても豪快。120㌘ほど入れるそうです。やや濃いめの汁に脂が溶け出し、コクのある旨汁になっています。

▲豚バラだけ。まさに肉汁

▲ゴボウとニンジンはピューラーで薄く切っています

野菜はかき揚げ天が付いてきます。ゴボウ、ニンジンとタマネギ。そのまま食べるもよし、汁に浸してうどんとともに食べるもよし。うれしい一品です。

チーズ入りカレー雑炊で〆

2食目はカレーうどん。こちらは白にします。個性の強いカレーは黒だと喧嘩してしまいそう。具は豚バラとネギ。こちらも肉がたっぷりです。

ガラムマサラとラー油が付いてきました。子供でも食べられるよう甘口にしており、辛いのが好きな人は調整します。少しずつ加えていきました。

▲カレーうどん。豚肉とネギ入りです

▲ガラムマサラとラー油で激辛に味変

うどんを完食したところでカレーが残りました。追いライスをしてカレー雑炊に。チーズをトッピングしたらバーナーで炙ってくれました。香ばしく、まろやか。最高の〆になりました。

▲ファイヤー! チーズが焦げていきます

店舗情報

炭火焼きホルモン29(ニック)

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0279-25-7285
住所 吉岡町大久保1522-1
営業時間 11時~15時、17時~23時(金曜、土曜、日曜)