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食べたい
〆ずに刺身で味わえるサバ
「寿司屋の大将 こだわりの魚屋」と看板にあります。「大黒家」の屋号で9年間、寿司屋さんを営んでいましたが、家庭で気軽に美味しい魚を味わってもらえるよう業態を変えたそうです。
大きなショーケースには寿司と刺身がずらり並びます。この日のネタは盛り合わせがマグロやサーモンに旬のマダイ、マゴチが入り9貫。上にぎりは中トロ、イクラ、ウニなど5貫です。
ネギトロ巻や海鮮丼も美味しそう。3貫入りのパックを選べる寿司バイキングの日もあるそうです。
刺身はケースにもありますが、豊洲市場などから仕入れた産地を記した鮮魚を一匹卸して、好みの量を刺身にしてくれます。
「長崎のサバ、〆サバでなく生でいけるよ」。魚を扱って36年、威勢のいい店主の大野泰之さんに薦められ、半身を刺し身にしてもらいました。「天然物はこの時季、味が落ちるけど、丁寧に育てた養殖物は旨くて安心だよ」と教えてくれました。
焼魚や煮魚、総菜も豊富にあり、持ち帰って家で寿司屋さん気分を楽しめそうです。
旬のネタそろえた寿司も秀逸
夕食で実食しました。サバの刺身は初めて。実は漫画「美味しんぼ」に出てきた松輪の根付きのサバをいつか食べたいと思っていたんです。
鮮烈な味わいで臭みはまったくなし。確かに旨い。サバは回遊魚ですが、養殖は根付きと同じ原理か。餌を工夫すれば美味しくなるのかもしれませんね。
寿司もさすが職人の手のよるもの。旬のネタはどれも新鮮で、シャリもほどよい硬さ。持ち帰りを計算してのことでしょう。いい店、見つけました。
店舗情報
鮮魚店 だいこくや
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- 027-212-7523
住所 | 前橋市大友町3-23-7 |
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営業時間 | 10時~19時(夏季は19時30分) |
定休日 | 木曜 |