【前橋元気プロジェクト▶︎ 】
初心者も企画展開けますギャラリーアートスープ

2022.04.06

ギャラリーデビューしよう前橋元気プロジェクト特集
前橋はギャラリーが多い街です。でも、「絵心がないから入れない」「何か買わなければ」と敷居の高さを感じている人も多いのでは。でも、大丈夫。日常生活からちょっと離れて、贅沢な時間を過ごしましょう。前橋国際大の学生でつくる前橋元気プロジェクトのメンバーが取材しました。

絵画、造形、写真、ハンドメイドなど個性豊かな作品が並ぶ。「季節もの」「ホラー系」「動物」など多彩なテーマで企画展を開いている。2週間に1度程度、展示作品が切り替わるため、いつ来て　も違う空間を楽しめるのが魅力だ。

ギャラリーの名にある「スープ」には「いろいろな具材を混ぜ合わせ1つの鍋でスープを生み出すように、出展者それぞれが自分の味やうま味を主張しつつ、みんなで1つの空間を作っていこう」という意味が込められている。

経歴、年齢、レベルを問わず、「出展したい」という気持ちさえあれば誰でも大歓迎だという。

代表を務める中林智洋さんは美大生だった友人の個展を手伝うようになったことがきっかけでアートに興味を持った。地元群馬にも若手作家が気軽に作品展示ができる場を開きたいという思いから、友人とともに高崎市にギャラリーを設立。2015年、当時の前橋のまちなか活性化活動に惹かれ、そこに加わりたいという思いで拠点を移転した。

現在は地元のクリエーターが交代で店番スタッフを担当している。
（取材・新井瑞生）