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前橋産フグをフランス料理に
白井屋ホテル「ザ・レストラン」

2023.12.25

前橋産フグをフランス料理に
白井屋ホテル「ザ・レストラン」

前橋産のトラフグがフランス料理に-。環境技術研究所(嶋田大和社長)が養殖したフグを使い、白井屋ホテル「ザ・レストラン」は試作第1号として、特製フリットを完成させた。供給量に限りがあり、イベント時などに特別メニューとして提供する。

和洋の対比楽しむフリット

ザ・レストランが考案したフグ料理はフグをフリットにして、白髪葱とライムのサラダを添え、日本酒のバターソース、ハーブオイルで仕上げた一品。

「別皿で炙ったヒレ風味の出汁を提供し、和洋の対比をお楽しみいただけます」と広報担当の守田美奈子さんは料理の特長を説明する。

供給量や価格が安定するまでは、通常のコースには入れず、サプライズ的に提供する。

トラフグ養殖の記事はこちらからどうぞ↓

フグは前橋に限る 環境技術研究所が養殖成功

ヒラメはホテル、料亭で活躍

環境技術研究所は前橋の水を使った海水魚の内陸養殖を手掛けている。第一弾として、ヒラメの養殖に成功、安定供給できるようになり白井屋ホテルをはじめ、フランス料理店、料亭に納入している。

フグの養殖は2022年2月から本格的に始めた。体長50㌢、重さ1・8㌔に成長、食用に最適になったことから、フグ調理の免許を持つ調理師が捌き、試験的に白井屋ホテルに出荷した。

▲養殖中のフグ。活性炭の中にも潜って遊んでいる

▲大きく育ったフグ。毒を持たない

▲フグは皮やヒレまですべて使う