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ギネス認定「世界一小さな本屋さん」
ソウワの森のブックストア

2023.12.23

ギネス認定「世界一小さな本屋さん」
ソウワの森のブックストア

ソウワ・ディライト(前橋市小屋原町、渡邉辰吾社長)が子供たちのために作った「tiny tiny book store(タイニータイニーブックストア)」は12月23日、「世界一小さな本屋さん」としてギネス世界記録に認定された。23日から営業を開始、大人の入れない空間で子供たちが自由に好きな本を探し求めている。

宇宙を感じる空間で本探し

「『ザ・スモーレスト・ブックストア』は床面積1.246平方㍍。ギネス世界記録達成です」。公式認定員の関岡智美さんが審査結果を発表すると、認定の瞬間を見届けようと集まった関係者が大きな拍手で快挙を喜び合った。

▲認定証を受け取る渡邉さん(左)

認定証を受け取った渡邉さんは「小さな本屋には多くのストーリーが詰まっている。三夜沢赤城神社の御神木を使い、中は宇宙を感じられる空間。この場所で子供たちが多くの本と出会い、可能性を広げてもらえればうれしい」と満面の笑顔で挨拶した。

認定にあたっては、ポルトガルにある4平方㍍の書店を標準記録として、床面積をはじめ営業許可の有無、常設で一般営業されているかを調査。床面積は設計士と建築士が立ち合い、改めて実物を測量した。

▲ギネス世界記録認定を喜ぶ

微生物から宇宙まで絵本300冊

タイニータイニーブックストアはソウワ・ディライトの敷地で地域に開放している「coco no mori(ココノモリ)」の一角にある。

「ごく小さな生物も生態系の一つであり、宇宙に繋がっていることを想像してほしい」との渡邉社長の思いから、微生物と宇宙に関する絵本300冊を並べ、販売する。

▲ギネスの認定証を手にする矢内さん(左)と関君

認定式には常連となりそうな子供たちをはじめ50人ほどが参加した。矢内琴子さんは「お父さんが設計した建物です。家に模型があるけど、実物はかわいくて魅力的」と絶賛。関正宗君は「狭い空間で自分だけになれるのは落ち着けるし楽しい」と話していた。

▲ギネス認定にちなんでギネスビール200本が振る舞われた

▲ギネス世界記録に認定された本屋さん

店舗情報

タイニータイニーブックストア

住所 前橋市小屋原町722-1
営業時間 10時~17時
定休日 土曜、日曜