前橋デザインスクールが開校
クリエイティブ人材を育成

前橋デザインスクールは中心街のにぎわい創出に取り組んでいる一般社団法人「前橋まちなかエージェンシー（MMA）」が運営する。2018年からこれまで３期にわたって開校してきた。

講師はコミュニティー、建築、プロダクト、編集、テキスタイル、食などの専門家10人。スペースコンポーザーの谷川じゅんじさん、「ソトコト」編集長の指出一正さんら著名人も加わる。

双方向の講義となるため、①デザインに興味・関心がある人②デザインを通して社会とつながりたい人③議論に積極的にかかわれる人－が参加資格。MDS１期生、２期生、３期生も学び直しできる。

第１回は５月15日開かれ、独創的なチョコレートを生み出すカカオプロデューサー、Aika Kobayashi(アイカ・コバヤシ)さんがスイーツについて講義する。

時間は19時～21時。会場は多目的交流スペース「comm」。

MMA代表理事の橋本薫さんは「デザインというと、色や形といった表面的なことと捉えられてしまいがちですが、私たちが考えるデザインとは『社会の課題を掘り下げ、整理し、本質的な解決策を設計した上で実行する』という包括的なものです。前橋に関わってくれている多彩な講師陣からデザインの本質を多角的に学び、これからのまちづくりには欠かせない次世代を担うクリエイティブ人材の育成を目指します」と受講を呼び掛けている。