働きやすい職場づくりを考える　
COCO-LO社長、雅樂川陽子さんが14日講演

雅樂川さんは29歳で「COCO-LO」を創業し、女性9割、子育て中のスタッフ6割という職場環境で、仕事もプライベートも大切にできる働き方改革を実行。子供の授業参観に行くための「参観休暇」、父親も子育てに参加するための「パパ産休」、働き方を自分で決められる勤務形態など独自のしくみを次々と採用してきた。

それらをまとめて、2019年には「働きやすさを本気で考えたら会社の売上が５倍になりました。」（同文舘出版）を発刊。内閣府「平成27年度女性のチャレンジ賞」や女性の活躍推進に取り組む「いきいきカンパニー」知事賞など受賞歴も数多い。

2021年には企業のしくみづくりをサポートする「株式会社キャリア―トココロ」を立ち上げた。

今回のセミナーについて、雅樂川さんは「一昔前は、働きやすい職場づくりは福利厚生として対応していました。いまは人口減少と共に人材不足になっていくため、人材確保の点で環境づくりは欠かせません。経営戦略と位置付けて対応していくことをお勧めします。COCO-LOでの事例を通してお話しできればと思います」と話す。

参加希望者は前橋起業支援センターに申し込む。参加費500円。