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「ビストロ コンチェルト」再出発 
前橋産の食材にこだわる

2025.02.04

「ビストロ コンチェルト」再出発 
前橋産の食材にこだわる

 前橋・馬場川通りで3年間、営業していた「ビストロ コンチェルト」は2月5日、前橋市幸塚町に移転オープンする。店の広さは4倍になり、バリアフリー仕様に。前橋産の野菜や牛肉、豚肉を使い、地産地消の欧風料理を提供するレストランとして、第二のスタートを切る。
(取材/阿部奈穂子)

車椅子用トイレも完備

 鮮やかなソースやエディブルフラワーを使い、絵画のような美しい料理を提供する。

 ランチはパスタ中心、夜はコースやアラカルト料理を揃える。新鮮な野菜は、”限りなく農薬を使わない”前橋の農園「推しのやさい」から仕入れ、上州牛は前橋産のみ、豚肉は赤城南麓の「近藤スワインポーク」を使う。

 「生産者さんと一緒につくりあげる店にしたい」とシェフの清水崇行さん。

 

▲コースの中の一品、上州牛ヒレ肉のグリエ

▲ソースをかける清水シェフ

 2020年12月から約3年間、前橋・馬場川通りのビル1階で営業してきた。馴染みのお客様も増え、「さあこれからだ」というとき、ビルのトラブルのため、店の存続が不可能に。清水シェフとサービス担当の奥様、のり子さんの失望は大きかった。

 しかし立ち止まってはいられない。新たな店舗を探し、見つけたのはかつて美容室だった郊外の建物。まちなかの店舗よりも大きさは4倍。小さな庭もある。

▲群馬大附属中近くの新店舗

 この広さを存分に活用した店にしようと決めた。

 「車椅子や高齢の方も安心してご利用いただけるよう、バリアフリー仕様にし、車椅子用トイレも設置しました。テーブルの間隔も広く取っているので、ゆったりお食事していただけます」とのり子さん。

 コース料理のお客様用に、個室も3室設けた。

 

▲車椅子用トイレを新設

 「パーティーやライブなどの貸し切り利用も受け付けています。新しいビストロコンチェルトにぜひ足を運んでください」とご夫妻は呼びかける。

 ランチは1320円~、コース料理は6600円~。

▲ドラマ「グランメゾン東京」に登場したエビ料理にヒントを得た「天使の海老のエチュベ」

▲真鯛のポアレ ハマグリ出汁とトマトのソース

店舗情報

ビストロ コンチェルト

お問合せはこちら
070-1299-0141
住所 前橋市幸塚町128-2
営業時間 11時30分~14時(LO)
18時~20時(LO)
定休日 火曜