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遊びたい
「ぐんまフラワーパークプラス」
どんな施設になるの?
今秋開業予定
2025.02.14

赤城南麓の花園、ぐんまフラワーパークがリニューアルし、今秋、「Gunma Flower Park⁺(ぐんまフラワーパークプラス)」として生まれ変わる。園を象徴するシグネチャーフラワーはバラ、アジサイ、クレマチス。「Enjoy! 花とあそぶ」をコンセプトに、ただ観賞するだけでなく、年間を通して花や自然とつながる遊びを用意する。園内5カ所の飲食施設、オリジナル商品の土産物にも力を入れる。
(取材/阿部奈穂子)
コンセプトは「Enjoy! 花とあそぶ」
メインゲートを入ると、まず現れるのは「ハナショップ」。フローリストが選んだ生花や花にまつわる雑貨が並んでいる。
真ん中の道はメインフラワーガーデンや高さ18㍍のツインタワーのある「HANA」ゾーン。
右手に広がるのは、ミナモの池周辺の「MINAMO」ゾーンと、子どもたちの遊び場「HARAPPA」ゾーン。左手は野菜の花畑や暮らしの庭園のある「TEIEN」ゾーンと温室の並ぶ「HIDAMARI」ゾーンになっている。

▲園内マップ

▲ヒダマリガーデンのイメージ
注目したいのは池の向かいにある「ミナモテラス」。群馬県産の食材を使ったレストランや、パンやスイーツを提供するデリカフェ、オリジナル商品の揃ったマーケット、草木染めやたたき染めなどのアクティビティーのできるミナモベースが入っている。
飲食施設はほかに、群馬の里山の暮らしを感じながら食事やお茶ができるテイエン茶房や、地元と園内で採れた食材を使用したオリジナルスイーツやハーブティーを提供するフラワーホールカフェ、期間限定のカフェスタンド、ハラッパカフェがある。

▲生まれ変わったロゴ

▲草木染めもできる
花摘み体験もできる
年間を通して、花と自然を感じるアクティビティーも繰り広げられる。
魅力的なのは花摘み体験。初夏はバラ、夏はアジサイ、盛夏はヒマワリ、冬は温室ガーデンで花を摘める。
押し草花ボタニカルカードづくりや、竹皮編み花かごづくり、季節の花のアロマミストづくりなどのクラフト体験も多種多様。
ガーデナーツアーや子どもが喜ぶ温室アスレチックも登場する。

▲ヒマワリ摘み体験もできる

▲アロマミストをつくろう
入園料はシーズンにより、大人900円~1500円、小中学生は300円~500円、ペット200円。
年間パスポートを利用するのもいいだろう。大人4500円、小中学生1500円、ペット500円で用意される。
89万人の来場も
ぐんまフラワーパークは1992(平成4)年に開園した群馬県立植物園。敷地面積は18.4㌶。園内中央にある高さ18mの展望台付きタワーからは北は赤城山、南は関東一円の景色が見渡せる。開園時の1992年度には年間89万人が訪れ、10年間は40万人を超える来場があった。
2023年3月からリニューアル工事のために閉園している。