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若者よ 電車、バスに乗ろう
1月6日~3月31日まで土日祝は無料

2024.01.05

若者よ 電車、バスに乗ろう
1月6日~3月31日まで土日祝は無料

上毛電鉄と前橋市内を運行するすべてのバスについて、前橋市は15歳から22歳までの市民を対象に運賃を無料とする。期間は1月6日から3月31日までの土曜、日曜、祝日(30日間)。公共交通を利用する機会の少ない若者の利用促進を図り、自転車事故の抑制を図る。

上電とすべてのバスで乗り降り自由

対象となる路線は上毛電鉄の中央前橋駅―西桐生駅までの全区間と市内を運行する民間バス39路線、デマンドバス3路線。高速バスは対象外。

市外の駅やバス停での乗降車も可能。何度でも利用でき、上電やバスを使った「ぶらり旅」も楽しめる。

希望者はマイナンバーカードを登録した次世代移動サービス「グンマース」上で無料チケットを取得。降車時にチケットが表示されたスマホ画面を乗務員に提示する。

▲中央前橋駅から、ぶらり旅を始めよう

▲バスはJR前橋駅北口から各方面に行ける

1月5日15時から先行取得でき、一度取得すれば何度も利用できる。

対象は市内に住民登録のある15歳から22歳までで約2万5000人いる。通学や通勤以外の利用は少なく、特に学校や会社が休みの週末や祝日はほとんど利用されていない。

電車、バスの無料化について、山本龍市長は「乗車を経験することで若者層に公共交通の利便性、重要性を認識してもらうともに、全国ワーストの高校生の自転車事故を抑制したい。この機会にぜひ乗車してみて」と呼び掛けている。

▲「電車、バスに乗ってみよう」と運賃無料をPRする山本市長

1300円で乗り降り自由

若年層以外もお得な乗車券がある。赤城南麓1日フリー切符だ。沿線のどこでも、何回でも乗り降りできる。運賃は大人1300円、小児(小学生)650円。

上毛電鉄は自転車を無料で持ち込みできるサイクルトレインも運行している。土曜、日曜、祝日や冬期、春期、夏期休みは終日利用でき、駅からサイクリングを楽しめる。

中央前橋駅、大胡駅を含む主要駅にはレンタルサイクルも用意しており、電車利用者は無料で利用できる。

▲自転車と上電を使って遠くに行けます