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世界一小さな本屋 世界に発信
THE JAPAN NEWSが全面特集

2024.09.24

世界一小さな本屋 世界に発信
THE JAPAN NEWSが全面特集

 前橋市小屋原町にある世界一小さな本屋さん「tiny tiny bookstore(タイニータイニーブックストア)」が9月23日付の英字新聞「THE JAPAN NEWS(ジャパン・ニューズ)」に掲載された。Webサイトにもアップされ、世界に「MAEBASHI」が発信されている。

地域開放型の森や牧場も紹介

 ブックストアは床面積1.246平方㍍で、2023年12月、ギネス世界記録に認定された。電気工事業のソウワ・ディライトが子供たちに自由に本を探してもらおうと、大人が入れない大きさにして作った。

▲三夜沢赤城神社の御神木を使った本屋さん

▲本はソーラーライトを使って探し出す

 ジャパン・ニューズは16㌻建ての最終ページをすべて使った特集「OLD&NEW」で紹介している。本屋さんの中で読書する子供の写真を紙面の半分ほど割き、「Only Kids can squeeze into world’s smallest bookstore(子供だけが世界で最も小さい本屋に押し入ることができる)」との見出しが付けられている。

 記事ではソウワ・ディライトの渡邉辰吾社長がこの本屋を作った動機や本屋のある「coco no mori(ココノモリ)と名付けた森の様子、近くの牧場で馬やロバと触れ合えることなどが綴られている。

▲じゃれ合う馬とロバは牧場の人気者

 本屋や牧場を地域に開放しているソウワ・ディライトの取り組みはテレビや新聞で次々と取り上げられている。渡邉社長は「社会がデジタル一辺倒に進みがちな流れにある中、人間がずっと大切にしてきた水や緑、環境に目を向けようとする動きが世界的に求められているのではないでしょうか」と分析している。

▲掲載紙を手にする渡邉さん

読売新聞販売店で取り寄せ

 ジャパン・ニューズは読売新聞が発行する日刊の英字新聞。世界の最新ニュースや日本の食文化や観光情報、アートや音楽、ポップカルチャーと幅広い情報を盛り込んでいる。英語の学習用に宅配で定期購読している日本人に加え、都内の一部コンビニでも販売され、在留外国人の読者も多い。

 過去1か月以内の新聞は読売新聞取り扱い販売店で取り寄せられる。1週間お試しも可能。1部150円。Webサイトはこちらから。