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「ザスパタウン」が誕生へ
2024年4月オープン

2022.08.16

「ザスパタウン」が誕生へ
2024年4月オープン

サッカーJ2ザスパクサツ群馬の練習拠点となる前橋市サッカー場(仮称)が2024年4月、前橋市富田町に誕生する。天根芝、人工芝合わせて3面のサッカーコートを整備、一般市民も利用できる。クラブハウスには選手と交流できるスペースも用意され、サポーターにとっても応援の拠点となる。ホームセンターを展開するカインズが企業版ふるさと納税を活用、18億円を供出し建設費に充てる。

コート3面、フットサル用も整備

場所は住宅団地として整備しているローズタウン内の前橋市所有地5・28㌶。

計画では天然芝のコート2面のほか、照明付きの人工芝コート1面、フットサルコート3面、2階建てもクラブハウス、多目的スペースを建設する。年内に着工、2023年12月に完成する見通し。

▲北側から見た外観イメージ

▲南側から見た外観イメージ

練習拠点の確保はザスパにとって結成以来の悲願だった。練習場を求め点々とした時期もあり、市が整備した下増田町のサッカー場もプロチームとして決して十分な施設ではなかった。

新たな拠点はクラブのチーム力向上が最大のコンセプト。J2でも下位に低迷している現状を打破し、J1昇格を目指す体制が整う。

ユースチームであるザスパクサツ群馬アカデミーもトップチームと同じ場所で練習できることで強化につながり、トップへの選手輩出が期待できる。

地域密着の愛されるチームに

市民との交流も深まりそうだ。天然芝コートは養生のため原則としてザスパ専用になるが、他のコートは一般にも貸し出す。

クラブハウスも選手専用ゾーンのほか、最先端の栄養学に基づいた料理を味わえるレストランやコミュニティースペースを設けている。

▲オープンカフェとなる1階のテラス

▲2階のレストラン。選手と同じメニューを食べられる

指定管理者となるザスパの石井宏司社長は「Jリーグでも最高峰の施設となる。優れたサッカー選手を育て、チームを多くの人の誇りとなる存在にしたい」と歓迎している。

▲クラブハウス棟2階のコミュニティースペース