ガザの子供たちに祈りを　
24日、白井屋ホテルで「タイニーマーケット」　

「地域の人たちが気軽に集まったり、出店者と交流できる場を作りたい」。2019年12月、前橋市の「NIRO ＆ Co.」（代表／二口圭介さん）が始めたタイニーマーケット。毎月最終日曜に開催し、丸４年を迎えた。

今年最後のマーケットは白井屋ホテルを会場に開く。

出店する「新井酒店」（前橋市朝日町）はクリスマスや年末年始にぴったりの日本酒、ワインなどを販売。当日その場で楽しめる熱燗や甘酒も用意する。「白井屋ザ・ベーカリー」は、復活した白パンを販売する。

「共愛学園前橋国際大学 奥田ゼミ」の学生たちは、<Our tiny memories>と名づけた特別企画を展開。一年間の思い出を写真で振り返りつつ、まちなかでお世話になった方々に感謝の気持ちを伝える。

<Pray for Children with AIKA / ガザの子供たちに祈りを>と題した募金活動も行う。集まったお金は全額、ユニセフの「ガザ人道危機 緊急募金」に寄付する。

募金してくれた人には、まちなかにアトリエを構えるショコラティエ、チョコアイカさんがチョコレートの起源と言われる、本場メキシコ流のスパイシーホットチョコレートを提供する。

「イスラエル、パレスチナ間では目を覆いたくなるような悲劇が続いています。中でも、ガザの人道危機は深刻で、報道によると、100万人以上の子供たちが支援を必要としています。本来であれば、世界中の多くの人が幸せに包まれるはずのこの日に、せめてガザの子供たちに祈りを捧げたいと思います」と二口さんは募金を呼び掛けている。