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副会頭に田中氏、石川氏が有力
前橋商工会議所、11月1日に総会

2022.10.24

副会頭に田中氏、石川氏が有力
前橋商工会議所、11月1日に総会

前橋商工会議所(曽我孝之会頭)の次期副会頭にジンズホールディングスCEOの田中仁氏と朝日印刷工業社長の石川靖氏が有力視されていることが関係者への取材で明らかになった。11月1日の臨時議員総会で決まる。両氏とも堅調な本業に加え、中心街のにぎわい創出に尽力しており、期待の声が高まっている。

中心市街地のにぎわい創出に貢献

前橋商工会議所の会頭、副会頭は任期が3年で、今年が改選の年にあたる。

会頭は2004年11月に就任し6期務めた曽我氏が勇退を表明、新会頭はカネコ種苗社長の金子昌彦副会頭の選任が既定路線となっている。

副会頭は4人おり、金子氏が昇格するほか他に1人が勇退する意向で2人が空席となる。

副会頭は議員総会の同意を得て、会頭が会員の中から選任することになっている。副会頭は会員の内、重責の3号議員から選出されるのが一般的。田中、石川両氏は9月の議員協議会で2号議員から3号議員に指名されており、選任される見通し。

▲前橋商工会議所会館の全景

田中氏は白井屋ホテルをはじめ、中心街に続々とにぎわう拠点を開設。会長を務める太陽の会を通じても馬場川の改修など活性化に貢献している。

石川氏はオンデマンドで小ロット・高品質な印刷物を制作する店舗を中央通りに開設したほか、会社とは別に個人として絵本専門店を開いている。

両氏の副会頭就任について、商工会議所関係者は「前橋の活性化に弾みが付く。会社経営で培った指導力、斬新な発想力を十分発揮してほしい」と歓迎している。

▲田中氏がゼロから造り上げた白井屋ホテル

▲石川氏が運営する絵本の「本の家2」