【前橋まちなか新聞▶︎】シャオ・そなちね
この思い出、あなたはどう着る？

2023.02.24

前橋市中心街の個性的なお店やご主人を紹介する「前橋まちなか新聞」で掲載された記事をあらためて紹介します。新聞は元気21まえばしや前橋テルサ、前橋まちなかエージェンシーが運営するcommなどの中心街の各施設や市内の支所、公民館、商業施設で配布されています。

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シャオ・そなちね

高橋颯

22年12月、個性溢れるお店が並ぶ弁天通りに現役大学生の営む古着屋「シャオ・そなちね」がOPENした。こちらのお店は、『眠っている洋服を誰かの手に』をコンセプトに、タンスで眠っている洋服や、着なくなってしまった洋服の引き取りを行い、丁寧に手入れを施したのち販売している。店主の高橋さんは、引き取る際に当時の着こなし方や、思い出を聞かせてもらうよう心がけており、依頼者の想いを受け継いだうえで、次の持ち主へと引き継いでいきたいという。実は高橋さん、過去にヒッチハイクで旅をしていた事から県外に同年代の知人が多く、旅を続ける中で、いつか群馬にも遊びに来てほしいと思う様に。長野県は善光寺のお膝元・権堂商店街にある古着屋を訪れた際、自分と歳の変わらない同年代の活躍に強く刺激を受け、古着屋の出店を決意した。前橋を拠点に活動する「マチスタント」主催のイベントで初出店を成功させ、そのご縁から理想の店舗にも巡り会うことができた。全てDIYで仕上げた店内は豪快で繊細。弁天通りの雰囲気にマッチした個性溢れる空間となっている。誰かの思い出をお洒落に着てみてはいかがだろうか。