イタリアンとフレンチの融合
リストランテ ダケイ

イタリアンはアラカルトで、わいわい食べるのが好きですが、「ダケイ」さんに伺うときはコースをいただきます。都内からオシャレレストランが引っ越してきたような、シンプルで洗練された空間。オーナーシェフの三森慶太郎さんがつくる芸術的な盛り付けの料理を前菜からデザートまで満喫したいので。

お料理のボリュームは群馬サイズ。ディナーで一番リーズナブルな「MENU A」（3850円）で、お腹がはちきれそうになります。この値段で前菜、パスタ、魚料理、メイン、デザートのフルコースを食べられるのはうれしい。

コースの一品なのに、パスタは普通の量あります。食べ盛りでも満足できますね。

以前、レストランガイドブックの取材で、三森シェフにインタビューしたことがあります。

「かつてはフランスの星付きレストランで修行をしていた。生まれ故郷の群馬に店を持つためにイタリアンのシェフに転身。群馬ではイタリアンの方が好まれるので。その後イタリアの星付きレストランで4年半技術を磨いた」というすごい遍歴を教えてもらいました。

一流のフレンチとイタリアンが融合したお店なんですね。

キュウリやズッキーニのソース、卵黄を使ったオランデーズソースなど、ソース使いがお見事。一品一品手の込んだお料理を作りつつ、接客まで一人でこなす三森シェフ。どうしたらこんな技ができるんだろう。感服です。また来ます。