気軽に美味 敷居の低いカウンター割烹
和ダイニング泉

国道17号線沿いにある黄色い建物。2017年にオープンした「和ダイニング泉」です。カウンターと個室がいくつかありますが、個室はお休みして、カウンター割烹みたいに営業しています。

店主の一倉義彦さんは10年前までは、敷島公園周辺で手打ちうどん店をやっていました。酒の肴が豊富だったため、お客さんから「うどん屋じゃなくて、和ダイニングにしたら」と言われて今の形になったそうです。

飲みながら料理をいただいて、カレーうどんで締めるのがこちらの正しい作法です。そこまでいけるよう、計算しながらお料理を注文します。

お通しはカボチャと凍り豆腐とフキの煮物。シソの実の佃煮が添えられ、良いアクセントに。日本酒や焼酎の種類が豊富ですが、サワー類も美味しいんです。自家製梅干しの梅サワーと甘くない爽やかレモンサワーで乾杯。

泉の名物といえば、豚軟骨煮。醤油味、味噌味、辛味噌味の3種がありますが、初めての方は醤油味がオススメです。お皿の上にプルンプルンした軟骨が乗っています。お箸で簡単に切れますよ。豚の臭みはまったくなくて、煮こごりみたいな感じ。お土産に買って帰りたくなる美味しさです。

お店の名前を冠しているメニュー「泉焼き」は、若鶏を特製ソースで焼いています。甘辛の加減がとってもいいですね。

三つ葉入り出汁巻き卵、しめ鯖、太いアスパラと生ハムサラダなど日替わり料理をいただき、さあいよいよ締めの一品へ。

黄色いお汁たっぷりのカレーうどんの登場です。透明感のある麺は細目で、スパイス控えめ。ツルツルといけます。まさに今宵の最後を飾るのにふさわしいカレーうどんですね。

ランチタイムはほかのうどんメニューもあるそうですが、夜はカレーうどん一択。そこには一倉さんの強い信念があるそう。

ごちそうさまでした。