gourmet

食べたい

手打ちのお蕎麦屋Reiwa(令和)
サクラを愛で、香りを楽しむ

2026.04.14

「花より蕎麦」がいい

 “満開”のサクラがやってきました。鮮やかなピンク色。ほんのり甘く香ります。春の名残り、変わり蕎麦の桜切りをいただきます。

 花見をしても香りを感じたことはないのに、蕎麦からは確かな香りがします。

▲満開のサクラが山盛り

 ひとつまみ、抹茶塩を振ってみました。香りがすっきりして、爽やかさと和菓子の桜餅のような甘さが際立ちます。

 よく見ると、蕎麦に「星」がありました。変わり蕎麦は更科粉を使うのが基本。甘皮は入らないのに…。

 「サクラの花の塩漬けと一緒に葉の塩漬けも入れているんですよ」。不思議そうにしていたら、店主の林准義さんが秘密を教えてくれました。どうりで、桜餅の甘さを感じたのですね。

▲汁には少しだけつけて

 細切りの蕎麦は喉越しもいいですね。蕎麦汁に少しだけつけて、ズズーと啜ります。色を愛で、香りを楽しむ。「花より団子」でなく、「花より蕎麦」ですね。

 それにしても量がすごい。変わり蕎麦は「チットンベ」の店が多いのに。いや、うれしいですね。

▲フキノトウの天ぷら

▲コゴミの天ぷら

気品の「白」か野生の「黒」か

 店名通り、令和元年に開店した手打ちの蕎麦屋さん。北海道産のソバ粉を使った色白で極細の「石臼挽き」、みなかみ産の色黒で平打ちの「粗挽き」の2種類で勝負してきましたが、「楽しく蕎麦打ちしていきたい」と最近、変わり蕎麦を始めました。

▲食べ比べできる合い盛り蕎麦

▲ニラ蕎麦もできます

 冬は柚子、春先は春菊を使い、サクラの開花に合わせて桜切りを提供しましたが、サクラの命は短し。そろそろ食べごろも終わりを迎えます。

 次の変わり蕎麦を聞くと、「ヨモギにするか、抹茶にするか。でも、春菊と同じ緑だし…。何にしようか」とまだ決めかねていません。

 初夏は何色か。また、手繰りにきましょう。

▲店主は前橋商業高の野球部OB

▲敷島球場のようです

店舗情報

手打ちのお蕎麦屋Reiwa(令和)

お問合せはこちら
027-289-8849
住所 前橋市野中町391-3
営業時間 11時~14時30分、17時30分~21時
定休日 木曜