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魚伸
特選ネタで春のお祝い

2026.03.21

熟練の手による玉子焼き

 「いらっしゃいませ」。カウンターの向こうから飛んできたのは気合の入った挨拶の“二重奏”。2代目店主の丸岡敦さんと83歳になる初代の伸一さんが並んで、つけ場に立っています。

 「体調を崩してしばらく休ませてもらった。仕事をするとやっぱり気持ちがいいね」と初代。親父さん自慢の玉子焼きをいただけますね。それでは、快気祝いの気持ちを込めて「特選にぎりお願いします」。

▲仕事に復活した初代の丸岡伸一さん(左)と2代目の敦さん

 本マグロの中トロにイクラ、分厚いホタテ…。美味しそうなネタが勢ぞろい。まずは玉子焼きから。甘さをぎりぎりまで抑えた寿司屋さんの玉子焼きです。

▲旬のネタが大集合する特選にぎり

 白身は桜鯛でした。身が引き締まって甘みが感じられます。桜咲く春がもうそこまで来ています。

 カズノコもいまが旬。プチプチした弾ける食感が最高です。イクラもそうですが、価格が高騰しています。心して味わいましょう。

鮮やかなマグロの赤身はバチ。さっぱりした味わいです。イカ、生エビ、サーモンと計十貫、ぺろりといただきました。

▲カズノコ、ホタテ、イクラ(左から)

▲マグロの赤身、生エビ、中トロ(左から)

 ランチはサラダと茶碗蒸しが付き、これだけでお腹は十分。でも、ここに来たら、あれを食べないと…。そう、穴子です。穴子重は無理なので名物姿焼き大穴子をいただきます。口の中でとろけるような柔らかさ。ふっくらといい煮上がりでした。

▲人気のあなご重御膳

▲見てびっくり、食べて納得の名物姿焼き大穴子

 最後に甘エビの頭がたっぷり入ったコクのある味噌汁をいただき、満腹満足です。

店を支える大女将と女将

 前の東京五輪のあった1964(昭和39)年に魚屋さんとして創業して62年。ネタよし、腕よしとすっかり評判の店になりました。

 忘れてならないのは、「20歳で嫁に来た」という大女将、操さんとバンクーバー出身の女将、ナターシャさんを中心にした女性陣のおもてなし。かかあ天下かな。

▲ぜひ食べてほしい玉子焼き

店舗情報

魚伸

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027-261-2671
住所 前橋市広瀬町1-23-1
営業時間 11時30分~14時30分、17時30分~21時30分
定休日 木曜