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MINAZAWA BASE(ミナザワ・ベース)
豚肉のテーマパーク

2025.12.03

バラの花咲くローストポーク

 赤城南麓を走る国道353号沿いにしゃれた山小屋風の建物があります。豚の腸内環境を考えて生産する安全・安心な豚肉や無添加で製造する加工品のブランド、「近藤スワインポーク」の直売所&カフェ。3月に開店、ランチメニューが大幅に充実しました。

▲加工品や精肉を直売しています

 鮮やかなピンクのバラの花が咲いたよう。店長の斉藤千春さん一押しのローストポーク丼です。極薄で幅広の豚肉が丼に幾重にも重なっています。

 低温調理した肩ロースをスライサーで0.3㍉に切るとか。盛り方も芸術的ですね。

▲これまで見たことのないローストポーク。薄さに意味があります

 前橋市内の人気ビストロ、コンチェルトの醤油ベースのタレで味付け、フライドガーリックを添えています。ご飯に巻いて食べるともう究極の肉巻きおにぎり。赤身の旨み、脂身の甘みを堪能できます。

 ご飯も旨い。無農薬で自家栽培したひとめぼれ、「るなむすび米」を使っています。肉も米もオーナーの近藤崇幸さんが「子供たちに安心して食べさせられるものだけを作る」という信念を頑なに守っています。

具だくさんの豚汁もどうぞ

▲豚肉屋さんの豚汁

 セットで頼んだ豚汁ももう最高。「豚肉屋さんなのでたくさん入れますよ」(斉藤店長)と豚バラがたっぷり。ダイコン、ニンジン、ゴボウと自家栽培の根菜類もふんだんに入っています。

 セットは他に3種類のウインナーが一口ずつとサラダ。サラダはカリカリのベーコン入りでした。

▲セットのウインナーとサラダ

 肩ロースの厚切り肉を醤油と塩、2種類の糀で味付けした「すてーき糀炙り丼」は食べ応え十分。バラ肉の薄切りを炒めとしゃぶしゃぶで味わう「ぶた丼」は食感の違いを楽しめます。

▲炙り丼の醤油麹。低温調理してから炙ります

▲炙り丼の塩糀。さっぱりしています

▲ぶた丼はガツガツ食べられます

 ライスバーガーやホットドック、子供に人気のウインナー「ころとんのしっぽ」もあります。何だか豚肉のテーマパークのようですね。

▲米の存在感が強いライスバーガー

▲米粉でなく米から作ったシフォンケーキは斉藤店長手作り

店舗情報

MINAZAWA BASE(ミナザワ・ベース)

お問合せはこちら
027-289-9047
住所 前橋市富士見町皆沢134-2
営業時間 10時〜16時(カフェは11時~15時)、17時〜21時(第2日曜のみバー営業)
定休日 月曜、水曜、木曜(火曜は直売所のみ営業)