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蕎麺(きょうめん)サスラオ
蕎麦をラー油入り汁で

2025.07.08

豚しゃぶ、ネギとともに

 新橋にあった伝説の立ち食い蕎麦「湊屋」のインスパイア店です。黒く太い蕎麦の上に茹でた豚バラ肉とさらしネギ、刻み海苔、ゴマがたっぷり。ラー油入りの冷たい蕎麦汁に付けて啜ります。

 麺量260㌘の並、390㌘の中、520㌘の大があり、どれも同一料金。中を注文しました。

▲太くコシの強い麺。ラーメンの二郎系を彷彿させます

 出来上がると食券の番号を呼ばれ、配膳口へ取りに行きます。この際、生卵を1個、サービスしてくれます。揚げ玉もセルフで好みの分を盛ります。

 具に隠れている麺を取り出し、蕎麦の味を確認しましょう。太めで黒ずんだ田舎風。コシの強さは相当です。ラー油入りの汁に負けていません。

▲ラー油が浮いた汁にたっぷり付けて

 つけ汁は程よい辛さで、ベースの汁の味を壊しません。カエシが強めながらの鰹節系の出汁が効いています。カウンターにカエシと特製ラー油が置いてあり、好みの味、辛さに調整でるのはうれしいですね。特製魚粉も加えてみましょう。

▲脂身も旨いもち豚。肉増しもできます

▲右が特製魚粉。最初はラー油抜きにする手もあった

 冷しゃぶにした豚肉は群馬県産のもち豚です。ネギと一緒に食べるとさっぱり。ゴマと海苔も地味ながらいい仕事をしていますよ。

味変、最後は卵スープに

 揚げ玉を入れてコクを加え、さらにセパレーターを使って卵黄のみ汁に投入します。ジャンクっぽくなってきます。これぞ、湊屋の醍醐味。

 蕎麦を食べ終わったら白身を入れ、熱々の蕎麦湯をなみなみ注ぎます。卵スープの出来上がり。最後の一滴まで美味しく飲み干しました。

▲サービスで付く卵と揚げ玉

▲卵は黄身だけ入れて蕎麦を味わったら

▲白身も入れて蕎麦湯を注ぎます

 オーナーの宮下鉄也さんと店長の筑井高男さんは前橋元総社中の同級生。5年前に再会、2人とも食べ物好きだったことから7月に店を出しました。

 「新感覚の蕎麦です。ラーメンのように気軽に味わってほしい。若い人にも年輩の方にも楽しんでもられるよう頑張ります」と張り切っています。

▲ぶっかけもあります

店舗情報

蕎麺(きょうめん)サスラオ

住所 前橋市下小出町 2-22-1
営業時間 10時30分~15時30分
定休日 木曜