うどん処ぬくい
おっきりこみ食べられます

老舗の製麺所が道の駅まえばし赤城のフードコートに出店しています。製麺所併設の本店にはない「おっきりこみ」をいただきました。

食券機でチケットを購入、待つことなく番号を呼ばれます。すぐに提供されるのは本店と同じですね。

湯気が立っています。麺は幅1・5㌢くらい、厚さはやや薄のし。幅はちょうどいいですね。勘違いしてやたら幅広が幅を利かせていますが、食べにくいだけ。厚さは個人的にはもっと厚い方が好きですが、素早く出すには限度があるのでしょう。それでも、しっかりコシはありますよ。

下茹でしないと汁に小麦粉が溶け出し、どろっとしますが、こちらはさらり。上品な出汁です。

イチョウ切りのダイコンに味がよく染みています。シメジ、ゴボウ、ニンジン、ネギにコンニャクと鶏肉も入り、栄養満点ですね。

キノコの天ぷらも付けました。シイタケ、シメジとエノキの３種。シメジとエノキは塩でいただき、衣がたっぷり付いたシイタケは汁に入れました。衣が溶け出し、汁にコクと粘度が加わります。これでしょう。

後半は薬味のショウガと七味をたっぷり投入します。体がぽっかぽか。冬の上州の名物ですね。

甲斐の名物に同じような「ほうとう」があります。残念ながらこちらの方が知名度は全国区。おっきりこみは基本的に「おふくろの味」で観光客向けの店が少ないからと分析しています。それゆえ、こちらの店には期待しています。

そこで、お願い。ぐんま大使の井森美幸さんに取材した際に「一番美味しい」と意見が一致した「２日目のおっきりこみ」。ぜひ、メニューに加えてください。