そばダイニング おかべ
天ぷら、おかずたっぷりのランチ

群大病院南の閑静な住宅街にある隠れ家のような店です。玄関の扉を開け、靴を脱ぎ、スリッパを履く。友人の家にお呼ばれしたようです。

「新そば 打ち始めました」の張り紙。玄ソバは北海道産です。一押しの「おかべのランチ」をいただきます。

最初に届いた大きな皿に驚かされます。たっぷりのサラダ、ゴーヤチャンプル、ポテトサラダに揚げたての天ぷら３種はナス、エリンギ、オクラ。おかずも天ぷらも日替わりで変わります。

少し間をおいて蕎麦がきました。新蕎麦だけに緑がかって、いい香り。きれいな細打ちです。まずはそのまま啜ります。喉越しもいい。蕎麦っ喰いにはたまらない季節がやってきましたね。

汁は標準的な濃さです。蕎麦を半分くらい付けるのがいいでしょう。

天ぷらには岩塩も添えられていますが、汁に浸してもいいですね。エリンギの食感がよかったです。

ゴーヤチャンプルもポテサラもいいお味。酒もありますので、おかずを肴に昼酒して、〆に蕎麦をいただくのもいいでしょう。

調理に少し時間がかかりますが、食後には淹れたてのコーヒーが付きます。お時間のある方にお薦めの店です。

ご主人の岡部高久さんは蕎麦店を経営して20年。中心街でも５年ほど店を出したそうです。メニューにはインドカレーもあり、「夜は特に決まったメニューはなく、こんなの食べたいよ、と言ってくれたらなんでも作りますよ」とうれしいお言葉です。