パティスリーSHOGO（ショーゴ）　
ひと味違う 純生クリーム

 　「生クリームがとにかく美味しい」という噂を聞いて、やってきました。問屋町にある小さなパティスリー。

　前橋育英高時代はボクシング部に所属、その後、都内のケーキ店で腕を磨いた今井省吾さんが2015年に開いたお店です。

　人気ナンバー１という「ショートケーキ」を食べてみました。真四角で高さがあります。

　卵の色をしたスポンジはふわふわで、生クリームは甘さ控えめで軽い食感。植物性油脂は使わず、乳脂肪分のみを原料とした純生クリーム、やっぱりひと味違いますね。

　卵型のカプセルに入ったプリンもいただきます。とろっとろの半熟タイプです。なんて滑らかなんだろう。

　下にはカラメルソース、上には生クリーム。どちらも甘さ控えめ。これはかなり好みです。

　もう一つの名物はクロワッサン。フランス産のバターを使って焼き上げ、表面には自家製のメープルシロップを塗っています。

　長さ約20㌢のクロワッサンと、12，3㌢のプチクロワッサンの２種類。

　「一日100個以上焼いています。10個くらいまとめて買われる方も多いですよ」と今井さん。

　ひと口食べると、サクサクとした食感の中にバターのコクを感じます。これは病みつきになりそう。

　スポンジと様々なクリームとチョコレートを９層に重ねる、手間ひまかかった「オペラ ピスタチオ」、とろけるような「生チョコ」もおすすめ。

　「ケーキ屋は、実は力仕事。ボクシングで鍛えた体力が役に立っています」と今井さん。

　イメージや好きなモノを伝えてつくるオーダーケーキの注文も受け付けています。