gourmet
食べたい
皮から手作りのギョーザ
前橋市中心街の東を走る八展通りにある老舗のラーメン店です。深夜まで営業していて、〆の一杯を求める飲兵衛でいつも大にぎわい。焼鳥屋さんで飲んだ後、久しぶりに寄ってみました。
カウンターの隅でお母さんが餃子を包んでいます。皮からの手作り。これが実に旨いんですよ。

▲皮を1枚ずつ延ばし、餡を包んでいく
ということで、「ラー、ギョー、ビー」。ラーメン、ギョーザとビールをお願いします。
注文の途中で「ギョーザ1枚入ります」と娘さんとおぼしき店員さんが厨房に声を掛けました。すぐにビール、間髪を置かずギョーザが到着します。

▲カリッとして、もっちりの皮
ギョーザはもっちもち。厚めの皮が最高です。糸井重里さんが「焼きまんじゅうは皮(生地)なんです」と言っていましたが、ギョーザもその通り。餡は野菜多め。これまたいい。1人前6個あるのもうれしい。となれば、「ビールお替り」でしょう。

▲特製のイカの塩辛。ピリ辛です
もう少し飲みたいので、イカの塩辛を追加しました。ジンのソーダ割りとともに。塩辛は「ピリ辛・ニンニク」と説明があります。これも手作りでしょう。和食のとはまったく違う、中華のつまみでした。
辛味噌大辛は「優しい悪魔」
いい気分になってきたところで、ラーメンがやってきました。さあ、〆ましょう。
特製辛味噌ラーメンの大辛です。野菜たっぷり。タケノコの食感がいいですね。コンニャクもあります。大辛ですが、乱暴な辛さではありません。「優しい悪魔」な感じ。スープの旨み、野菜の甘味を壊しません。

▲野菜がたっぷりで栄養満点

▲細麺ながらコシがしっかり
縮れのある細麺がスープによく絡みます。加水率を抑えているのでしょうか、最後までコシの強さを保っていました。こめかみから恥ずかしいくらい汗が噴き出てきます。ごちそうさまでした。
開店して45年。ご主人は都内の中華料理店で修業後、独立しました。「特製辛味噌は看板にしようと考案しました」というオリジナル。つまみも豊富にあり、1軒目に行くべき店かもしれませんね。

▲つまみは他にも壁に書かれています
店舗情報
羅阿麺屋敷敦煌(らーめんやしきとんこう)
- お問合せはこちら
- 027-232-0775
住所 | 前橋市千代田町5-13-9 |
---|---|
営業時間 | 18時~24時過ぎ |
定休日 | 日曜 |