県警に出頭、蕎麦を喰らう
白虎大手町店

群馬県警本部の地下にあります。産業通り沿いに本店のある人気店の出店。月曜日は天ぷらが１個無料になるので、“出頭”する人が多いようです。

玄関前の警察官が敬礼してくれます。ちょっと緊張しますが、気持ちがいい。受付で名前や社名、目的を記載します。目的は「蕎麦を食べる」。「嘘つきは泥棒の始まり」ですから。

産地別に２種類から選べる本店と違い、蕎麦は１種類。うどんもありません。この日は北海道の新蕎麦でした。粗挽きの会津も捨てがたいですが、洗練された北海道や信州もいいです。

券売機でもりを選び、カウンターに半券を渡し、番号を呼ばれるのを待ちます。セルフのため、本店より安いでしょうか。作っているのは女性でしたが、素晴らしく手際がいいですね。すぐに出来ました。

うれしいことに汁は２種類、冷たいもり汁と熱い汁がポットに入っています。まずはもり汁で啜りましょう。香りよし、喉越しよし。ワサビもちょこんと付けて。

続けて、熱い汁で。天ぷらはシュンギクとイカ。イカは単独で味わい、シュンギクは汁に浸していただきます。ネギとゴマ、七味も入れます。冷たい麺に熱い汁、実はうどんでもラーメンでも大好き。蕎麦湯をもらい、出汁の余韻を楽しみました。

県警や県庁の職員が多いのは当然ですが、民間人も指名手配されていなければ堂々と入れます。揚げ物のミニ丼がセットになったお得な日替わり定食もあります。