gourmet
食べたい
挽きたてを一杯ずつ淹れる
中央通りと立川町通りの交差点にあります。レトロでもなく、最先端でもなく。何やら「真面目」な印象がして、昼食後のコーヒーブレイクとします。
店内にはストレート、ブレンド合わせて20種類ほどの焙煎されたコーヒー豆の入ったガラス製の容器が並んでいます。コーヒーの知識は皆無ですので、オーナーの村井清子さんに好みを伝えてお任せします。
「夏にふさわしく、すっきりして美味しい一杯」をお願いしました。「そうね」と選んだのはブラジル産のショコラ。「ほどよい苦みとコクがあり、雑味がないので、これでいいかしら」と村井さん。
容器から一杯分の豆を取り出し、ミルにかけます。ドリッパーに敷いたペーパーフィルターに挽きたての粉を入れ、細口のケトルからゆっくりと円を描くようにお湯を注いでコーヒーを抽出していきます。いい香りが立ち上がってきました。
「さあ、どうぞ」。注文してから10分ほどして、カップが置かれます。まずはブラックでいただきましょう。苦みのあとを名前の由来通りチョコレートのような甘みが追いかけてくる感じ。爽やかな香りです。
手間掛けるアイスコーヒー
もう一杯、アイスコーヒーをいただきます。こちらはコロンビア産を主体にブレンドした豆を最も強く焙煎するそうです。やはりハンドドリップで淹れ、粗熱を取ったら冷蔵庫で一晩冷やします。
「ミルクとの相性が抜群ですよ」と教えていただきました。味変のように後半、ミルクを投入します。焙煎が強い分、ミルクが優しくしてくれます。
店は20年前、コーヒー好きのご主人、祥喜さんが開きました。6年前に祥喜さんが亡くなってからは清子さんが店を守っています。あちこちに飾られた笑顔の写真の祥喜さんが応援しています。
店舗情報
焙煎館
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- 027-231-6603
住所 | 前橋市千代田町2-8-9 |
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営業時間 | 12 時~18時 |
定休日 | 火曜、水曜 |