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食べたい

小松園 
抹茶、ほうじ茶、お茶屋自家製シロップ

2024.08.04

京都宇治「山政小山園」の抹茶を使用

 土曜のお昼過ぎ、日本茶専門店に家族連れや、部活帰りの学生、高齢のご夫婦などが次々と入ってきます。お目当てはかき氷。
 イチゴやメロンなど定番もありますが、私が食べたかったのは「抹茶」。小松園さんが長年取引している京都宇治の名店、山政小山園の「小倉山」という抹茶を使い、お店でシロップを手作り。ここでしか食べられないかき氷です。

▲氷削り器は一台。次々と削ります

 店頭で氷を削ってくれます。氷は奥秩父源泉の純氷を使っています。
 「できましたよ」、奥さんが運んできてくれた氷は高さ25㌢ぐらいあります。ぐらぐら揺れるほど高い。
 トッピングにプラス100円であずきを付けました。別容器で提供され、良きタイミングで乗せます。

▲まっちゃのかき氷です

 氷の食感はシャリシャリという感じ。研いだ表面がよくわかる仕上がり。
 シロップは抹茶の味が濃くて、甘さは控えめ。大人の味です。食べていると身体の温度が下がってくるのがわかる。かき氷はやっぱり偉大だ。
 途中で、大粒のあずきを乗せて、宇治金時に味変。

▲大粒のあずき

お店は創業114年

 連れの頼んだ、ほうじ茶のかき氷がまた美味しかった。こちらも「山政小山園」のほうじ茶パウダーを使った手作りシロップがかかっています。
 コーヒーのように濃い茶色のシロップです。深煎りのほうじ茶です、芳ばしいー。
 甘さ控えめで食べ飽きない。練乳をトッピングしても合いますね。

▲ほうじ茶のかき氷。こちらも巨大サイズ

 小松園さんは114年の歴史を持つ日本茶専門店です。いっときは、本庄、高崎にも店舗を構えていましたが、現在は前橋店に統合し、ご夫婦だけで営業されているそうです。
 「夏はお茶が売れなくなるので」と7年前、かき氷を始めたら、これが大ヒット。 そんな間にもお客さんはどんどん入ってきます。早く食べ終わって席を譲りましょう。
 かき氷はGW前から10月頭までやっています。その間はお店は無休だそう。テイクアウトもできます。

▲店頭に立つ看板

店舗情報

小松園

お問合せはこちら
027-251-3200
住所 前橋市大利根町1-37-1
営業時間 10時~18時(日曜は13時~17時)
定休日 かき氷の時期(4月27日頃~10月頭)は無休