だるまる前橋堀之下町本店
焼き鳥じゃないよ鳥焼きだよ

焼き鳥ではなく鳥焼き。串に刺していない鶏肉を焼き肉のようにロースターで焼きます。

ももをはじめ７種類の部位があります。特製の味噌ダレか塩を選べます。品切れの砂肝を除いて６種類と焼き野菜を注文しました。

ももはお薦めの味噌ダレでいただきます。注意書きに焦げやすいので小まめにひっくり返すようありました。では、焼き奉行になりましょう。

いい感じに焦げ目が付いたら小皿に取ります。熱々の肉は素晴らしく柔らか。味は焼きまんじゅうを彷彿させるように甘め。子供でも食べられるように配慮したそうです。別添えのニンニクと一味でお好みに調整。さらに、付けダレも使えます。

せせりだけ塩にしました。これが正解。濃厚なタレの合間に食べると、いい口直しになります。

むねはあっさりしていて、タレに一番合うかも。皮は最も焦げやすく注意が必要です。でも、パリパリに焼けた皮は面白い食感でした。

きもはレバーとハツの混合です。見ただけで鮮度がいいのが分かります。こちらはさっと焼いて、レアで食べちゃいましょう。パサパサ感がなく、旨い。

手羽先はタレで注文しましたが、塩に変更できないかお願いすると快くＯＫ。ついでに、ももを塩で追加しました。上質な肉は塩で十分ですね。

鳥焼きは実は松坂牛で有名な三重県松阪市のソウルフード。卵を産まなくなった廃鶏を美味しく食べる方法として広がったそうです。

「味噌好きな群馬県民にもきっと受け入れられると思います。新鮮な赤城鳥を使い、本場を超えるようにしたい」と店長を務める五代佳亨さん。果たして、新たな名物誕生となりますか。