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讃岐うどん 萩屋
イタリア人も「ヴォーノ」

2024.05.21

タラコにはバターが合う

蕎麦もうどんも大好きな「麺食い」です。蕎麦は「求道者」、うどんは「自由人」。そんなイメージを持っています。うどんの方がアレンジしやすいかなと。カレーにも合うし、煮ても焼いてもいい。

ということで、香川で修業し定番の讃岐うどんを大事にしながら遊び心いっぱいに創作系を生み出す店主、萩原毅さんのイタリアうどんをいただきます。

1食目はタラコパスタならぬ「たらこバター釜玉うどん」。釜から揚げた熱々のうどんの上にタラコとバター、生卵と刻み海苔が載っています。熱々のうちによくかき混ぜれば出来上がり。

▲提供された「たらこバター釜玉うどん」

▲よく混ぜると、こうなります

フーフーいいながら啜ります。タラコの塩味、バターのコク、海苔の香りが卵でまとまって絶妙の味に。塩味はタラコだけで十分でした。

「角が立つ」と表現される萩屋さんの断面が四角のうどん。極太ながら、もちもち。ラ・ベットラの落合務シェフも明太子パスタにはオリーブオイルでなくバターを使います。相性がいいのでしょう。

▲ハムカツを注文すると、その場で揚げてくれます

バジルと海苔、香りの共演

2食目は「バジル&チーズうどん」。バジルの粉末に粉チーズと刻み海苔入りです。バージンオリーブオイルと塩系のパスタソースが丼の下にあります。こちらもよく混ぜて。

▲混ぜる前の「バジル&チーズうどん」

▲混ぜると、こうなります

バジルの爽やかな香りが際立ちます。チーズはクセのないパルメザンで風味豊か。海苔で和のテイストも加わり、イタリア人が食べたら「ヴォーノ(美味しい)」と叫ぶでしょう。

「かるぼなーら」「ペペろんちーの」にも食指を動かせられますが、普通盛りでも麺1玉260㌘あります。「焼いてないけど焼うどん」をはじめ、気になる品は次回の宿題とします。

▲暑くなると食べたくなる「おろし醤油うどん」

▲天ぷらは常に揚げ立てを出してくれます

店舗情報

讃岐うどん 萩屋

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027-267-7101
住所 前橋市下大島町410-7
営業時間 11時~14時30分
定休日 水曜