麺や たんきち
冷やし担々麵はじめました

担々麺が食べたい。だけど、暑い、暑すぎる。冷たいのはないかな、と思っていたらありました。

「冷やし担々麺はじめました」って、冷やし中華みたいですね。夏はやっぱりこれでしょう。

厨房からゴトゴトと氷水で麺を締める音が聞こえてきます。来ました。見るからにひんやり。

まずはスープから。深煎りしたゴマをベースにしたコクと旨味が強いクリーミーなスープは通常の担々麵よりやや甘め。冷やし専用だそうです。

ストレートの細麺はキンキンに冷やされて、コシの強さが際立っています。旨いですね。レンゲを使ってスープとともに味わいましょう。

豚肉のそぼろに白ネギの具は担々麵の定番。他に何も加えないのが潔い。

後半は豆板醤とニンニクで作った自家製の辛味を多めに投入、辛口にします。さらに、ラー油と酢も回し掛けて。いよいよ、美味しくなりました。元のスープが少なめなので完食完飲。残せないですね。もったいなくて。

たんきちセットというセットにしましたが、これがすごかった。小カレーは懐かしい黄色いカレー。「これ、どうぞ」と店主の木村義さんがウスターソースを持ってきてくれました。分かってらっしゃる。遠慮なく、たっぷりかけさせてもらいました。

さらに、餃子も付いてきます。もっちもちの皮は手作りとか。ニラが多めの止まらなくなる餃子です。

前橋市内の担々麵専門店で修業した木村さんは、けやきウォーク近くで開業、２年前に現在地に移転しました。けやき近くの店はお兄さんの木村誠さんが「ごま屋」の屋号で営業しています。スープも麺も違います。ぜひ、食べ比べをしてみてください。